John 5というギタリスト | Looney Tunes and Merry Melodies

Looney Tunes and Merry Melodies

アンダーグラウンド低音職人の音楽バカ日記です

に、今更ながら夢中になっています。

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!?

何も知らない人から見れば

コレがギタリストなんですか!?
( ̄□ ̄;)

ってなるでしょう、ええ、そうでしょう。。。

現在はRob Zombieの所でギターを弾いておりまして、
この写真はHillbilly DeluxeⅡ Deluxe Editionの
ブックレットから拝借してきました。

Rob Zombieの所で弾いている時は
こんな感じなんです。

で、2004年頃はこんな感じ。

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この頃はマリマン(注:マリリン・マンソン)の所にいた頃かいな?
ってか実は俺、マリマン大して知らないんだよね。
アンチクライスト・スーパースターってアルバムくらいしか
まともに聴いた事無いし、他はよく知らん。

まぁイイとして。

このJohn 5、本名はJohn Lowery
俺がその名前を初めて目にしたのは
ロブ・ハルフォードがインダストリアルに走った時にやっていたユニット
その名も「Two」のメンバーとしてアルバムに参加していたって話で知った。

その時は特に何とも思わなかった。
大体「Two」のアルバム自体、
ここ数年で友人に借りて聴いたくらいだしね。。。

で、ロブの知らないウチにマリマンの所へ引き抜かれ
その時は当然、マリマンのバンドのギタリスト
という事で注目され始めてきたんじゃないかな。

で、時期的な事はよくわからないけど
少なくとも1998年に、このギタリストは
デイヴィッド・リー・ロスのバンドに参加して
アルバム「DLR Band」では数曲でデイヴと共作して、プレイしています。
(このアルバムについてはまた明日にでも)

で、俺が始めて生の姿を見たのは
去年のLOUD PARKでのRob Zombieのステージでだった。

その時もVAN HALENのEruption(エディーのソロ)を弾いたりしていたし
おー、そういえばデイヴの所でも弾いていたしな~
なんて程度で見ていた、というかロブ・ゾンビ自体が凄かったから
John 5まで大して気が回らなかったって所も多少なりともあるけど。
でもそうとは言え、あんな恰好していても
何だか楽しそうに弾く人だな~って思って観戦していました。

で、昨日の記事でも少し書いたけど
Gruesome Twosome Tourでのアリスとロブの共演映像を観た時に
そのSchool's Outの完コピ具合
そして本当に楽しそうにプレイしている姿
コレを兄と観ているウチに

「きっと、この人良い人だよ」

って話になって、、、

かなり気になるギタリストの一人にめでたく入ったのです。

気になったり、好きになると一つでも多くの事を知りたくなるタイプ
俺がそういうタイプの人間だというのは
欠かさず読んでくださっている皆様にはおわかりでしょう。

という事で


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先日中古で早速ソロ・アルバムを2枚買ってきた。

上が2004年発売の「Vertigo」ってアルバム
下が2005年発売の「Songes For Sanity」ってアルバム

共に¥840(incl. Tax)でゲット!
(値段は別にいらんか。。。)

で、早速聴いてみたのだけど

ギタリストのソロアルバムらしく
インストゥルメンタル曲でまとめられた作品
驚くべきはその内容。
メタルチューンもあれば
カントリーナンバーまでも飛び出す多彩な作風!

どうやら幼い頃にカントリー音楽が大好きで
このギタリストを形成する上で大切な音楽でもあったようだ。

この頃はすっかりマリマンのギタリストとして名も知れてきたから
そういう曲調を期待していた人は驚いたに違いない。
とあるレビューで
サポートのバンドではやれない事を
ソロ・アルバムで表現したんだろうって書いてあったけど
まさにそんな感じ。
熱心なファンならば確実に楽しめるだろうし
俺みたいな初心者(?)でも充分に楽しめる内容でした。
ギタリストならば一聴の価値はあると思いますよ!

ちなみにSongs For Sanityでは
スティーヴ・ヴァイやアルバート・リーがゲスト参加していたりします。

しかし、この様なミュージシャン・ライフというのが
一番憧れるかも知れないな。

それは特定のバンドに加入せず、
渡り歩くというか、色々なミュージシャンの所で仕事をもらえる
っていう、そういう状況ね。

まぁ俺は日本でそういう事をやりたいとは思わないし
日本の業界(セッション・ミュージシャンとかの)は
俺みたいなやつは雇ってくれないのはわかっているけどね。。。

とにかく、海外で、叩き上げで出て来て
一流ミュージシャンたちとの仕事でもまれて
そして自分のやりたい事はソロアルバムとして表現する

こういう流れに憧れるって事ですよ。

その裏側には
本当に楽器が好きで
時間さえあれば弾いていたんだろうな
っていう感じのプレイのうまさ。
カバーではなく、コピーをしっかり出来る
っていう腕前からもそういうところがうかがえる。
そしてそれは決して努力(モチロンしているだろうが)じゃなく
ただ、好きだから弾いている
っていうところで養われているんじゃないかな
とか俺は思ってしまう。
思えば俺も昔から大好きな曲は何でもコピーしてきた。

最近はそういう事をしなくなってしまった。。。

コレは良くない事だって自分で思ってしまうよ。

やはりコピーをシッカリする事によって学ぶ事もたくさんあると思う。
コピーなんかやった事無い、もしくは出来ないとか言ってる人も時々いるけど
俺はそういう人には魅力を感じる事はできない。

俺にとっては数々の名盤が師匠っていうくらいの状態だったからね。
何だかそういうところを最近忘れて来ていたんじゃないかなって思う。
何もない所からは何も産まれてこないと思うしね。

やはりそういう所でも初心に帰るという感じに思えて良かったな。

John 5に感謝です。

そうそう
俺、ベース弾いているくせにギタリストが好きなんだけど
特に深い理由はないです。
とにかく音楽が大好きなミュージシャン
俺が見たり聴いたりしてスゲェって思う人なら
パートはなんであれ好きになっちゃうんですよ。

John 5は今年に新作をリリースしたらしい
そちらもぜひ聴いてみたいものだ。

そうそう、去年発売されたLynyrd Skynyrdの新作でも
何曲かでギター弾いているんだったけか。
その時も見た目だけで

「こんなヤツに何が弾けるんだ」

という目で現場で見られたらしいけど
プレイで納得させたらしいからね。
見た目なんかどーだって良いんです。

とにかく素晴らしい人材だと思いますよ。

やはり見てくれなんかを気にする前に
コツコツと練習して実力つけて認められるようになりたいな。

うん、楽しもう。

頑張らない、楽しむ。

コレが一番大切だと思う。

俺の場合別に仕事じゃなく趣味の範疇なんだし
好きな事だけやって行きたいからね。

だけど趣味だからといって適当にやるのは嫌だ!
やるならしっかりとやりたい。
「仕事も遊びも真剣に」っていう
「デキる大人」と同じですよw


・・・

とにかく、、、最後にJohn 5を一曲どうぞ。

♪Damaged