レミオロメンの「3月9日」という曲を、
卒業生への予餞会で歌うのだと中2の息子が練習している。
興味を持って、YouTubeで探して聴いてみて、
不覚にも落涙してしまった。
わたしが目を閉じた時に、
だまって励ましてくれるように思える、
こころの支えのようなひとは、
そのときそのときでやはり、
居たように思うのだ。
だけど、
わたしはだれかの瞼の裏で、
静かにはげましてあげているひとであれているだろうか。
わたしは、いい恋人だったろうか。
かつての恋人たちよ。
わたしはいい恋人だっただろうか。
もう確かめるすべはないけれども。