何年か前に、気になったタイトルだったのだけど、そのままになっていて、
ずっと気になっていた映画です。昨夜BSで放送されたので 、喜んで録画して、今見終わりました。
思った以上にいい出来のアニメーションでした。
例えて言えば、梶尾真治の初期のロマンティックな作品群のような。
「美亜に贈る真珠」「おもいでエマノン」等々。
(時空を越える、時間を飛び越す、というふうな感覚も似ているかも)
(ラストシーンのせりふで、ちょっとわたしは「・・・・・?」と思ったんだけど、
その点でも残念ながら共通するところがあるもしれません)
上質のファンタジー。アニメならではの演出。
作画のレベルは非常に高いです。
ヲタク受けはしない絵柄なのかな?わたしは好感持ちました。
清潔感があって。
あちらこちらに、古い日本映画へのオマージュ?的なものが見られて、
黒澤明、小津安二郎、吉村公三郎などの映画をよく見ていた
(リバイバル上映とかでですよ!)わたしには、とても楽しめました。
主人公の女優の設定は原節子を思わせるし。
見ようかな、どうしようかな、という方には、どうぞご覧になって、とお勧めします。
少女の純粋と一途を蒸留して取り出したような作品です。
見ているうちに、自分も時空を越えてしまう気がしました。
主人公の72歳のときの造作がきれい。
たとえ虚構で幻想であっても、あこがれますね。
