記憶が一部、途切れている。
ちょうど、二十歳になった頃だったか。
ひとつき近く、ぶっつり途切れている。
なんにんかの精神科医に、通院中に尋ねてみたが、
「それは思いださない方がいいから、忘れていることなんですよ。」
と、みんな、答えた。
それまでのわたしと、それからのわたし。
今ではそうでもないのだけれども、20代の頃は、その連続性が突然うそくさく思えて、
ちょっとアレな例えなんだけど、『機動戦士Zガンダム』で強化人間として記憶を失っている
フォウという少女が、差し伸べられた手を振りほどいてまで、「失われた記憶」を取り戻して
もらえることを条件にサイコガンダムに乗る、という話、もしや自分がそういう立場なら、
やはり戦って記憶を取り戻そうと思うだろうなぁ、と思ったものだ。
今では、ああ、あの時自分の容量を越えた精神的なダメージがあったんだろうな、と
思うくらいで、もう平気。
その後遺症なのか、まだまだPTSDの症状の一部と言えるのか、長期間ではないけれども
ぽーん、と記憶が飛んでいることがある。
やはり、混乱しているときのことなので、ここ数年は起きていない。
どうでもいいけど、ドラクエを進めていたら、”こんらんじょうたい”にある味方は、味方に
ダメージを与えちゃうのね。まったくもって、家族にはダメージを与えてしまっていたのね、と
今更、わかったりして。
CLAMPの『ツバサ』というコミック。2巻まで読む。CLAMP特有の様式美の画風もうつくしい
コミックなんだけど、テーマのひとつに「記憶」がある。
それで、思い出して、この項を書いた次第。
- 著者: CLAMP
- タイトル: ツバサ―Reservoir chronicle (2)
なんだ、もう何巻もでているんだ。
CLAMP世界のスターシステムが楽しい。
