昔、あるところに、悪い女の子がいました。
女の子は、長い棒に糸をつけ、針をつけ、おさかなをたんと釣っていました。
女の子は、おさかなはいくらでもつれるものだと思っていました。釣り上げたおさかなを、女の子は食べてみたり食べなかったり。勝手に逃げていったおさかなもありました。
ある日、いつものようにおさかなを釣ろうとして、針を水に投げると、しばらくして確かな手ごたえがありました。おさかながかかったと思った女の子は、糸をたぐりよせますが、おさかなはなかなかあがってきません。とうとう最後までたぐりよせると、やっぱりそこには一匹のおさかながかかっていました。
でもそのおさかなは、きれいな目をしてこういいました。
「おや、うっかりひっかかってしまっちゃった。糸は切れてないかい?針はおれなかったかなあ。迷惑かけちゃったかもしれないね。」
女の子は、急に胸が痛くなって、糸を切って、針を折って、おさかなを針からはずしました。おさかなのキズをだまってなでていると、なみだがぽろぽろこぼれました。
「やあ、針をとってくれたんだね。ありがとう。」
おさかなはそういうと、そのまま女の子のひざでうとうとしたり、たまに鼻歌なんか歌ってくつろいでいました。女の子は、ああ、もう、人間でいることをやめて、このまま一緒にいてもいいなあ、と思いました。そうして、そのままにひきのおさかなはよりそって、ずっといっしょにくらしました。
このおさかなたちがうまれかわって、わたしたちふーふになりました。
そんなわけないか。
女の子は、長い棒に糸をつけ、針をつけ、おさかなをたんと釣っていました。
女の子は、おさかなはいくらでもつれるものだと思っていました。釣り上げたおさかなを、女の子は食べてみたり食べなかったり。勝手に逃げていったおさかなもありました。
ある日、いつものようにおさかなを釣ろうとして、針を水に投げると、しばらくして確かな手ごたえがありました。おさかながかかったと思った女の子は、糸をたぐりよせますが、おさかなはなかなかあがってきません。とうとう最後までたぐりよせると、やっぱりそこには一匹のおさかながかかっていました。
でもそのおさかなは、きれいな目をしてこういいました。
「おや、うっかりひっかかってしまっちゃった。糸は切れてないかい?針はおれなかったかなあ。迷惑かけちゃったかもしれないね。」
女の子は、急に胸が痛くなって、糸を切って、針を折って、おさかなを針からはずしました。おさかなのキズをだまってなでていると、なみだがぽろぽろこぼれました。
「やあ、針をとってくれたんだね。ありがとう。」
おさかなはそういうと、そのまま女の子のひざでうとうとしたり、たまに鼻歌なんか歌ってくつろいでいました。女の子は、ああ、もう、人間でいることをやめて、このまま一緒にいてもいいなあ、と思いました。そうして、そのままにひきのおさかなはよりそって、ずっといっしょにくらしました。
このおさかなたちがうまれかわって、わたしたちふーふになりました。
そんなわけないか。