あたしの中のきまぐれさんが、三時のお茶にめずらしく
ローズティーをご所望だ。わたしはバラは普通はローズヒップと
ハイビスカス(中南米ではハマイカというけれど)のブレンドで
いただく。紅茶のローズティーはあんまり飲まない。

そそそ、そういえば、「あたしの中の・・・」なんて口走ると、
つい反射的にあのコバルト文庫の表紙が思い浮かんでしまうのは、
わたしだけだろうか。80年代のコバルト文庫はロマンティックSF
なぞと称して、夢枕獏とか新井素子なんかが書いていた。
集英社さまGJ!新井素子といえば、「グリーンレクイエム」の
クライマックスのシーンで、突然活字をでかくすることで、
そのコトバの重量感を出す、という手法を使っていて、
当時アタマの固い小説読み少女だったわたしは本を開いたまま
ひっくりかえったっけ。当時では斬新だったような気がする。
でも、今、コンピュータやワープロでこさえる文書ではそんなの
あったりまえの世界だ。だけど、少なくとも小説だぜ?質量的に
変わらぬ文字の、その意味するところで物語を伝えよ
、なんて
思ったこと、図書館なんかで新井素子の名を見ると思い出す。
 

バラを喫すると、なんだかうつくしくなれるような気がする。
アロマテラピー的にも、女性ホルモンの分泌を整えるとか。


白磁の華奢な洋杯に薔薇の花弁を浮かべて・・・

ズビズバー、パパパヤー。これじゃパタリロだ。