下のムスコ(小学校いちねんせい)が宿題で文章の暗記をしている。
「声に出して読みたい日本語」とかと関係あるのかないのか知らないけれども、
「論語」「雨ニモ負ケズ」「坊ちゃん」などを一部分ずつ…雨ニモ負ケズは全部だったな…
先生の前で暗唱できたら合格、と、厳しいのである。
いちねんせいが「汚れっちまった悲しみに」なんて暗唱してると、
「そんないたいけな君が汚れっちまった言うなら、このあたしはどうなるの!?」
と、新たな悲しみが親の胸のうちに湧き出でてくるのだが……。
それはともかく、下ムスコ、昨夜、自慢げにいままで合格したものを、声高く暗唱していた。
その中に「男はつらいよ」があった。ご存知、
わたくし、生まれも育ちも、葛飾柴又
帝釈天で産湯をつかい・・・
ってやつですね。ちびっこが生意気に。
「すごいね。よく覚えたね。」
「うん。」
「じゃあさ、『女はつらいよ』だったらどうなるかなぁ。」
下ムスコ、少し考えて、それから朗々とこう言ったね。
「『女はつらいよ』 山田洋次
わたくし 生まれも育ちも、チンコがついてません。」
ぎゃははははは。
確かにそうだ。生まれも育ちもチンコがついてないわいな。
それがだからなんなんだよ一体www
そういえば、上のムスコが2歳か3歳の頃、ちんちんのない私を哀れんだのか、
「おかあさん、ボク、大きくなったら、ちんちん屋さんでちんちん買ってきてあげるね。」
と言ってくれた。
ちんちん屋さんってどこにあるんや。
ほんとにあったらすげー怖い。並ぶ並ぶ大中小様々なちんちん。
全部値札ついてて、たまに赤札ついてるのもあって。
ちなみに、「女にはちんちんがない」風の話になると、最近のわたくしは、
「ちんちんではなく、正式にはペニスか陰茎と呼ぶのだ。
そして女にはちんちんがないのではなく、君たちのような形でついてないだけだ。
逆にあんたたちについてないものが女のおなかの中には標準装備されておるのだ」
と、あるなしで優劣の価値観をもたないでもらいたいがために力説してしまう。
たがいが互いの性器に尊敬と畏怖と欲望をそれぞれ感じ、
高まりあい高めあって性愛で幸せになっていただきたいものだ。
これからのひとは。もちろん今のひとも。