英国人作家カズオ・イシグロの同名小説のドラマ化で、2016年のドラマシリーズ。
(公式ホームページはこちら♪


ものすごく重たい衝撃作品で、どよーんとしてきちゃうんですけど、見始めるとドンドン引き込まれて行ってしまいます。


臓器提供という使命のために育てられる子どもたち。


施設という檻の中だけで、刺激しないように、絵を描くことを最も崇高なことに位置づけ、最低限カラダを動かすことはしてもスポーツに夢中になったり、外の世界に興味を持つことがないように、余計なことは決して教えない教育方針の中 成長していきます。


なんだか見てると「約束のネバーランド」にストーリー展開が少し似てるなぁと思ってしまいました。(約ネバについて書いたブログはこちら♪


「約束のネバーランド」が2016年から「少年ジャンプ」に掲載されているので、「わたしを離さないで」に似てるというべきかな?アセアセ
(似てるのは幼少期の最初の方だけだけどね)


生きる権利
幸せとは?

ものすごく閉鎖的な環境で生きてきて、限られた人間関係に良くも悪くも縛られ続けていく...


こんな中でも「夢や希望はあった方がいい、夢は必ずしも叶うものではないけど、夢は叶っても叶わなくても捨てなくていいんだ」と目を輝かせて話すトモ こと 友彦(三浦春馬くん)が印象的でした。


トモは幼少期よく癇癪を起こす子で発達障がいではないかと思います。


緊張したり驚くことがあるとオナラをしたり、怒ると癇癪を起こして地団駄を踏んだり。


ぼくとつとした不器用な男の子なんですが、恭子(綾瀬はるかちゃん)が何かと世話を焼いていくうちにいつしか恋心に変わっていくんですが...


美和(水川あさみちゃん)の役どころも依存症で恭子より自分が優ってると思わないとうまく生きていけなくて、嫌がらせをしたり、好きでもない友彦と付き合ったり、みんなに嫌われるイヤな役なんだけど憎みきれないところもあって。


登場人物全員、抱えてる使命によって暗い影を落としていて胸が切なくなります。


8話目から施設・陽光学苑の教えがこの使命のために必要な大切なことだったと気付かされていきます。

美和、恭子、友彦の心の変化を感じながらラストまで一緒に寄り添いながら観てほしい。


TBSドラマではお馴染み、綾瀬はるかちゃんと麻生祐未さんの共演キラキラ
(「JIN-仁」「義母と娘のブルース」とかねハート


麻生さん、「テセウスの船」の演技も怖かったなぁ...

伊藤歩さんの演技も凄いです!!
「昼顔」を思い出します。
わたし個人的には伊藤歩さんの笑顔がめっちゃ無邪気で可愛らしい演技が好きですけどハート



昨日夜中1時まで観て、朝起きたら 水川あさみちゃんと城田優くんの温かい春馬くんへのメッセージがインスタに溢れてて、本当にたくさんの人に愛されてきた春馬くんをこうやって何度も何度も実感させられますキラキラ