「蜜蜂と遠雷」
すごく、凄ーく魅き込まれる映画でした
ピアノ国際コンクールのお話なんですが、プロに一番近い人たちの聖域というか、このポスターにある通り「音楽の神様に愛されている」というのはこんな感じなのかなぁとそれぞれのピアノを聴きながら感じました。
同じ曲目でもピアニストによって全く違う音色で響くし、そこにオーケストラが加わると凄みが増して、私はピアノは弾けないけれど、こんな風に弾けたら世界は楽しいだろうなぁと思ってみたり
全編を通じて、松岡茉優ちゃん演じる栄伝亜夜の内に秘めた想い、迷い、哀しみ、喜びをセリフではなくて表情や仕草、指先で寄り添うように見せてくれたなぁと思います。
きっと恩田陸さんの原作がいいんでしょうね
原作が読みたくなる作品でした。
鈴鹿央士くん演じる風間塵と亜夜が月明かりで弾く連弾のシーンがすごく好き🌙
コンクールの緊迫感もいいんだけど、本来ピアノは自由で楽しいものだってことをこの映画が教えてくれます
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写真は映画.comからお借りしました。