ニージとヒカルの物語

ニージとヒカルの物語

冒険ファンタジー小説

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光とニージとカリメロは、吹き飛ばされて、大きな竜巻、小さな竜巻と莫大な距離を越えて行きました。そして、別の浜辺で気を失っていました。

鬼門島と言われて、人々から、忌み嫌われる場所です。

まずカリメロが意識を取り戻して、それから、ニージ、光の順番で意識が戻りました。
カリメロ:薄気味悪い所まで、飛ばされたな。
ニージ:いや、そうは思わないな。何か理由があるので、人々が薄気味悪く思う名前をつけたんじゃないかな。
光:確かに、ここは薄気味悪いわね。
アッ、あそこにも洞窟があるわ。行ってみましょうよ。

ニージ:そうだね。まだ、火の魔女にも会わなくっちゃいけないものね。

カリメロ:何らかのヒントがあればいいけどね。

三人が中に入って行くと、風が通り抜ける不思議な音がしていました。

光:なんだろうね。人が泣いているように思うわ。

三人が更に入って行くと、青鬼が一人激しく泣いていたのです。

ニージ:どうしたの?

青鬼:なぜか、アトランティス時代の記憶がよみがえってきたんだ。

青鬼がまだ素晴らしく、平和に暮らしていた時の事をね。

赤鬼達に、その事を話したら、追われてしまったよ。あまりにも、孤独でね。泣いていた

赤鬼の長に会う事にしたニージと光は、虹の七色石を持って行きました。

鳥達が沢山捕らわれている場所に行く事になりました。溶岩がとけて、まるで鬼ヶ島のような場所に、城塞を構えて、そこに鳥達の収容所を造り、膨大な鳥達を捕まえていたのです。

ニージは、キジに粉し、光は犬と猿のアイノコになり、桃太郎は、ニージの親友、カリメロ(神社の神官の息子)に頼み、珍道中がはじまりました。

桃太郎:タノモー

鬼達:誰か来たようだな。

桃太郎:赤鬼の長に会わせてくれ。さもなくば、鬼ヶ島を吹っ飛ばすよ。

赤鬼:何を寝言を言っているのじゃ

なんと、赤鬼がふと見ると、次々に鳥達が収容所から、脱走を始めていました。ニージの七色石がピカピカと光る度に、鍵が壊れ、収容所の扉が勝手に開いて行きました。

光も逃がすのを応援しました。

赤鬼の長:貴様は魔法使いか?鳥の世界を鬼の世界に変えようとしたのに、なぜ邪魔をする?

ニージ:あなた方は、以前立派な青鬼だったじゃないですか?
なぜ、狂ってしまわれたんですか?

赤鬼の長:なぜそんな事を知っている?それは、俺たち鬼と火の魔女さまの秘密の話だ。

ニージ:俺はアトランティス時代の崩壊を目撃した、先祖の子孫だ。これ以上の破壊と恐怖を煽る事は許さない。

ニージが虹の七色石をかざした瞬間、鬼ヶ島全体が突然止まってしまい、鬼達が号泣し出しました。

光:一体何が起きてるの?

赤鬼の長:秘密のブェールが剥がれ落ちていく。頼む、止めてくれ。
これ以上俺たちが青鬼で鳥達と一緒にアトランティスの崩壊を救う為に活動をしてた映像を見せないでくれ。

ニージ:あなた方全員が今から青鬼に戻るのよ。

サン・ニ・イチ・ゼロ
ニージが赤鬼の長に、虹の七色石を照らしたとたん、鬼全員が赤鬼から青鬼に変わり、鬼ヶ島が大音響とともに、爆発した。

ニージも光もカリメロコト桃太郎も一緒に吹き飛ばされた。

赤鬼の長は、必死で洞窟の一つに潜り込み、恐怖の声を上げ、そのまま気を失った。

鬼全員は、赤色から青色に変わり、その場で気を失っていた。

吹き飛ばされた、ニージと光の運命やいいかに。

十話につづく

赤鬼の長に会う事にしたニージと光でしたが、ニージは突然何かの啓示を受けたようでした。

“虹の七色石を見つけろ"って不思議な啓示です。

ニージのおじいちゃんのいた場所に、何か関係があるのかもしれません。

光:ニージ、どうしたの?何か天の啓示でも受けたの?

ニージ:夢におじいちゃんが出てきて、虹の七色石を見つけてからにしろって言うんだ。

光:何かその石と赤鬼の長と関係あるのかな?

ニージ:おじいちゃんは、関係あるって言うんだ。とにかく深い山の中にある神社へ行こう!

光:神社なの?

二人は、訳も分からずに、山の中に入って行きました。キツネ、タヌキ、イタチ、順番に挨拶をしてくれます。
光:何で動物達がずっと挨拶してくれるの?
ニージ:さぁ、なんだろう。おじいちゃんが、動物達と仲が良かったからじゃないかな。

神社の境内に入ると、太い木の下にある地面を猛スピードで、ニージが掘り始めました。
これだ。突然見つかる寸前に大きな竜巻が何ヵ所も現れ、まるでニージを邪魔してるようです。

ニージ:これは、ニージの祖父に属する虹の七色石なり。今回赤鬼の跳躍的活動を、元に戻す為にだけ、この石を使う。もちろん、おじいちゃんの許可はもらっているよ。鎮まれ!

見ると、竜巻はみるみる小さくなりました。
そして、大きな虹の七色石が掘り進む事で見つかりました。

それは、小さくなり、ニージの手にスポッと入る大きさになりました。

ニージ:これで、ようやく本当に赤鬼の長と会う事ができるね。
光:ニージのおじいちゃんって何をしてた人なの?

ニージ:神社の神官さ。アトランティス崩壊後のバランスを虹の七色石を使ってやっていた。もう亡くなったけどね。

光:そんなに大事な石を借りて、地球がおかしくならない?

ニージ:今回は、緊急事態だからね。既に、地球というか我々の世界はおかしくなっているよ。一時的に、おじいちゃんに言って石を借りただけだよ。

さぁ、時間がない。先に進もう。二人は、いよいよ赤鬼の長に会う事になる。

九話に続く