ガサラキ特集 |
ガサラキに登場する伝説の憂国士キャラクター西田啓を徹底的にあつかってみました。
なんだかんだでガサラキ特集と言うより西田啓というキャラクター特集となった今回のお話。
僕が西田啓燃えなので西田啓を徹底的にあつかってみた。
僕はキャラの好みの範囲はかなり広いほうで『とっとこハム太郎』、『リラックマ』のような癒し系キャラも好きだけど、いっぽうでハードなアニメキャラも好き。
ちなみにエヴァではシンジ、綾波、ミサトびいき。
そしてこの西田というキャラはほんと今まで見たいろんなアニメキャラで特に際立ってて惹かれる。
アニメキャラなのにまるで実在の思想家のごとく心酔してしまった!
美少女や癒し系キャラとはまた違った魅力があるね
位置付けとしてはヒーロー、つまり英雄という役になるわけなんだが
ヒーロー番組でお馴染みの単純な勧善懲悪ヒーロー像ではない。
そもそもヒーローってだいたい青年が充てられるけど、西田啓は青年ではなく老齢。
そこが異彩を放ってる。
おじいさんキャラがヒーローとしてここまで際立っているキャラも珍しい。
そもそもおじいさんがヒーローとしてこんなに大活躍するストーリーってアニメ・ドラマ・映画・小説のなかでも珍しい。
僕が好きなキャラクターのなかではもっとも異彩を放つヒーローキャラだ。西田の物腰や喋り方も好き。
いかにも思想家という感じだけど全くわざとらしさがなくてそこが大勢の同士が自然と心酔するところなんだろうな。
ガサラキのなかで好きな女性キャラは僕は村井中尉(女性自衛官)が好きなんだけどそれ以上に西田のキャラには惹き込まれた。
憂国の士・三島由紀夫や実在の思想家・西田税をモデルとしているだけあって、キャラの存在感・インパクトが物凄い大きい。
名言も多い。
アニメキャラというより理想の憂国士像を具象化した姿で、これ単体で一つの芸術品といえる。
ちなみにキャラ名の西田啓というのは思想家で元軍人だった西田税からとられている。
最後に切腹して果てるという結末は憂国士作家三島由紀夫をモデルにしていると思う。
キャラコンセプトは三島由紀夫があのとき死んでいなかったら・・・?という設定で作られてるようだ。
あのとき三島が死なず21世紀を迎えて再度 自衛隊の決起を呼びかけ、日本の社会変革のために軍事クーデターを起こしたらどうなるかという実験的要素も強い。
ちなみに西田税も三島由紀夫も志半ばで落命してしまっている。
劇中では敬意をこめて西田先生と呼ばれることが多い。
西田は国学者なので先生と呼ばれるのも極自然な形だと思う。
またガサラキ登場人物の中でも最年長の長老キャラにあたるので「さん付け」されることが多い。