ニュースの…＃４

２００７.1２.1０　 朝日(引用)
　　　　　　　　　　ｱｴﾗﾑｯｸ

ニュースのミューズたち


セント・フォース が セントフォースになったわけ


　いわゆる“女子アナ”ブームは衰えず、硬派一辺倒の報道番組から
硬軟取り混ぜた情報報道番組への切り替え傾向は加速度を増していた
女性キャスターの需要は充分にあった。

　ほんの数人だった所属タレントは
今では80人を越す。
小林麻央から中田有紀まで
今回、登場してくれた女性たちだ。

　そしてＣＡＴＶ、衛星放送の普及、デジタル化などにより
テレビ放送は多チャンネル化時代を迎え
需要はさらに増す傾向にある。
実際にセント・フォース所属の女性キャスターたちは
まだ完全に夜が明けきらない早朝から深夜まで
毎日テレビ画面に登場する。



　ただ、需要が増えたからといってキャスターの本道を外すことは
ない。

　セント・フォースのホームページの募集欄を見ると

「語学力や専門的な知識を持っている」

あるいは「清潔感と華やかさを兼ね備えたルックス」を持つ女性を求めて
いる。

また面接では
久保地社長やスタッフが
「もう一度
「この人と会いたいか
「この人と一緒に仕事をしたいか
と思えるかを重要な判断基準にしている。
「テレビで仕事を得るにも人と
「人のつながりは重要なこと。
「だから
「当たり前のことかもしれませんが
「人に好かれる人のほうが良い　　久保地社長。
ビジネスの
あるいは人付き合いの
基本とも言える。


　横並びをやめて
ひと味違った着眼点に立った。
そのあたりのさじ加減の巧みさが

セント・フォースのセント・フォースたる所以なのだろう。

　　所以 / reason / ゆえん