師匠と、若手 | 車と庭、日々など

師匠と、若手

師匠の演奏会でした。

何といっても音が素晴らしい。古希ということもあるのか、技術的な部分は心配な面も多々あったが、音はすごい。私では出せない音が「ぱぁぁっ」と目の前に広がると、やはり圧倒される。

少しブレスが多かったような感じがして、別の意味で心配だった。タバコやめればいいのになぁ。
かっこいいし、威厳もあるし、筋通りまくりだし。まだまだご活躍願いたいです。

昨年、彼も含め、彼よりも若い日本の(有名な)演奏者や海外の高名な演奏家を同時期に聴く機会があった。若い日本の(有名な)演奏者は、なんだか変に自信過剰で、全然うまくないのに、ふんぞり返ってチヤホヤされて、いい気になっていた。海外の演奏者と同じ舞台で共演して、それこそ雲泥の差だったのに、偉そうにしている人ばかりだった。あんなに差が歴然としているのに、それが分からず平気でいて、しかも偉そう…。
よくまあ恥ずかしくないなぁ。
それを見て、見ているこっちが情けなかった。

師匠はその時も、技術的には少し不安定で、一般的な聞き方をしたら「下手」だったかもしれない(そのイベントでかなりの重要職だったので、多忙極めていてさらう時間が不足だったんだと思うけど)。でも、音は「日本一」だった。彼よりも技術面は多少うまくいっていた、彼よりも若い日本の(有名な)演奏者の誰よりも、海外の一流演奏家に引けをとっていなかった。ああ、やっぱり日本一だわ。とその時思ったのだった。

だけど、若い有名な人たち、陰で彼を蔑んでいるんだよね。自分の事は棚に上げて。というか、自分達のレベルの低さに気付いていないんだと思うけど。日本の中でチョットうまいと言われて天狗になってるような、こんな人たちがこれから日本のこの世界の将来を担うんじゃぁ、全然ダメだな…。とその時思い、なんだか嫌になった。情けない。

師匠よりも若い演奏家の中で、将来彼と同等になりそうな可能性がある人は、2人だけ。1人は既に中堅、もう1人は若者。でも、海外の演奏家と比べたら…話にならない。本質的な差を感じたイベントだったわけです。

話がかなりズレましたね。