なにも分からないままに時間は流れていき5時30分にタレントと呼ばれるフィリピン人の女性が2階にある寮から降りてきて洗濯してあるおしぼりを巻いたり、大きな寸胴で作ったウーロン茶をペットボトルにいれてそれを各テーブルにセットし始めた。


6時から自称オーナーが怪しげな日本語、英語、タガログ語を使ってミーティングを始めた。


この店のミーティングは、昨日の売り上げとその月の売り上げをポイント化したものを発表してタレントと呼ばれるフィリピンから歌手、ダンサーの名目で興業ビザを取得した女性を招聘して、表向きはショータイムだけのために雇用していると偽ってホステスとして接客している彼女たちの士気を鼓舞するためのものらしかったが私にはそうは見えませんでした。


当時の印象は、スケベオーナーの趣味と実益を兼ねたサディスティックな儀式としか受け取れませんでした。


ファーストタイマーと呼ばれる今回初めて来日した女性も含まれるため通訳としてベテランタレントが必ずステージのハゲオーナーの横に立って通訳していました。


開店時間は午後7時からです、同伴と称して外出してお客さんと一緒にお店に入るタレントは午後8時までに出勤しなくてはなりません、これに遅れると高額なペナルティを課せられました。


その3に続きます。