今日は寒かった!
なんというか…腹立つくらい寒かった!
もう完全に冬の空気だなあ。
今日は部長と昼飯を食いに行ったのですが、やっぱり話題は俺の転職について。
で、いろいろ話を聞いていて、
どうしても気になる一言が。
「夢はそのうち変わるからね」
部長は転職の話をする度に、この一言を必ず出してくる。
俺は笑って「そうですね」と流すが、どうにもひっかかる。
どうも部長は、家具屋で働く事が俺の「夢」だと思っているらしく、
けど俺は、それが自分の夢だという自覚は無い。
まあ、その業界に行きたいって思ってたから、夢といえば夢だけど。
とりあえず「夢=やりたい事」として考える。
夢はそのうち変わる。やりたいことも変わる。
確かにそうだろう。それが良いとか悪いとかは置いといて、変わるのは当然だろう。諸行は無常だって誰かも言ってた。
部長は俺の倍近く生きてきたんだから、きっと骨身に染みて分かってるんだろう。
でも、その一言を聞く度に、
だからどうした、と言いたくなる。言わないけど。
部長はその一言の後はあまり話を続けない。
ただ、「今の夢を実行した」俺に対して言っているので
その一言の意図する所を考えると
「自分の今の夢は、そのうち変わる可能性がある。だから今持ってる夢は…」
止めとけ、と言いたいんでしょう。諦めた方が賢明だと。
5年後、10年後の俺はどんな夢を持ってるのかなんて想像も付かない。
でも、なんかやりたい事はあるんじゃないかな、とは思う。
でも、その5年後、10年後のあるかどうかも分からない夢に遠慮して、
今の夢を諦めるというのは、どうにも馬鹿げているとしか思えない。
それに、10年後に新しく夢が出来たとしても、さらに10年後にはそれも変わってしまう可能性もあるはず。
となると、やっぱりそれも我慢しろと、諦めろと。
それじゃ、いつまで経っても「今」の夢は始まらないし、終わりもしない。
終わらなければ、始まりもしない。「次」の夢もまた、いつまで経っても始まらない。
きっと死ぬまで。
「今」という時間を踏みにじる行為は、自分の人生を一番侮辱する行為だと思う。
だって、自分が生きているのは5分前でもなく5分後でもなく、
紛れも無く現在進行している「今」なのだから。
「今の夢はそのうち変わる」
だからどうした。
じゃあ、まさしく「今」やらなきゃダメじゃないか。
普段、仕事面ですごい尊敬出来る人なだけに、
この一言を言われる度に、ひどく失望させられる。ひどくガッカリする。
確かに部長は俺の倍近く生きてるけど、100歳のじいちゃんの半分も生きてないんだぜ。
なんでもうそんなに悟った風なの。
なんでそんな簡単に諦められるの。
ほんとにそれでいいの?
「夢はそのうち変わるからね」とか、お願いだから言わないでくれ。
「だから俺は今の夢を諦めたんだ」という言い訳の前置きにしか聞こえないんだ。


