望むのは自由といえどそのツケを何処で払うか知るも必要 | 獅子舞の閑話休題

望むのは自由といえどそのツケを何処で払うか知るも必要

6/20。千葉駅前でパ-トの待遇改善を目指すハンガ-ストライキをやってました。いわく、最低時給1000円を保証しろ、と。

アジア人の特徴のひとつに、男より女性の方が良く働く、というのがあります。黙っていれば、女性は男の三倍働く、と。

企業が(大小問わず)経費削減の為に人件費を圧迫し、結果、パ-トや派遣社員の負担が増えたのは事実。将来に対する保証の無い彼等がその分を時給に反映させろ、というのも当然とは思います、が。

人件費が高騰すれば景気後退を懸念する政府としては企業優遇策を打ち出さねばならず、財源の逼迫は消費税の増税を招き、結果、低所得層に一層の負担がかかる事になる。

そういえば政府は将来の労働力不足を懸念し、今後1000万人の移民を受け入れる、と、発表しました。その第一団として、国内の規制を緩和しインドネシアから介護と看護の専門家の受け入れを開始しましたが。結果は大幅な定員割れだったそうです。インドネシア政府は日本語の習得等の準備不足を詫び、今後も継続していくそうですが、一番の問題は、高学歴層にとってかって程日本が魅力的で無くなったという事でしょう。

もう少し謙虚にならないと。