人伝ての言葉は信に頼りなくされど己に計る術無く | 獅子舞の閑話休題

人伝ての言葉は信に頼りなくされど己に計る術無く

先日社会ネタで書く!、公言(放言?)したので今日は固い話をひとつ。
中国毒餃子事件で食べた人の中には明らかに「味がおかしい」と思った人もいて、そういう人からの保健所への届け出が事件発覚後に明らかにされたけど、その一方でおかしいと思いながらも「食の安全神話」を信じて被害に遭った人がいた。賞味期限表示等「神話」の典型的なもので、獅子舞等良く期限切れの食品を貰ったりして結構利用させてもらっている。ところで、この表示を全面的に信頼していいか?というと今回の事件に限らずとも、毎年発生する食中毒が「NO!」と叫んでいる。
昔は結構いい加減で、必ず自分の舌でまだ大丈夫か?確認したものを、いつの間にかそういう習慣は忘れ去られ「権威の表示」を鵜呑みにするようになり、自己保存本能が退行してしまったのは誰のせいにすればいいのだろう?
政治、教育、文化等あらゆる場面でこの現象が見られ、日本人の思考停止は他の国の人々の笑いと軽蔑の的と化してる。
危機管理の低さは驚異的な物で、エコを歌いながら同じ人が平気で物を残し、無駄を無駄と思っていない。アフリカ各国を招いた洞爺湖サミットでたいした成果が得られ無かったのも必然でしょうね。