22歳 箱入り御嬢様 | 蟋蟀の憂鬱

22歳 箱入り御嬢様

その日の午後、バイヤーが連れて来た。『こんにちは。貴方が私の調教師かしら?これから宜しく御願いしますね!』と上品な振る舞いで言われ、俺は『こちらこそ宜しくな!』と、少し緊張気味に言った。
『外で食事しながら少し話そうか?』と言い、バイヤーを帰して二人で外へ。
店に着き、席に座り注文を済ませ、経歴や要望等を聞いた。『私は見て分かると思いますが…この様にセレブな箱入りです。しかしながら、性経験は数少ないがありまして。只、男性もセレブな方達なもので。なんと言うか…お恥ずかしながら、私には全く物足りないと言いますか…もっと激しさが感じれないかと。そこで、知人のセフレという方の紹介で貴方に…といった経緯でしてね。』と。
『あっ、そう。分かったよ。それなら…』と俺が言って即『但し、条件付きです!!貴方の住まいや場所は嫌なんです!!私は明日からの90日間を時間空けております。貴方には私と常に行動を共にして頂き、私の好きな場所にて調教を御願いしたいんです。勿論、費用は全て私が持ちますので。宜しいですね?』と捲くし立て、俺は圧倒された。
俺は『やっぱり、我儘御嬢様だったか?』と思ったが、必要経費は持ってくれるし、旅行も久々だし、外見がめちゃタイプな女なんでOKを出した。

続く