今年のゴールデンウイークも今日がいよいよ最終日。昨日5日のこどもの日は晴天に恵まれて良かったですね。

 さて、前回まで田んぼの耕うん作業についてご紹介しましたが、その願いも虚しく、その後、晴天が続かず3回目以降の耕うん作業ができない状況です。

 そのような中、昨日は稲づくりにとって、大変重要な種もみの準備作業、「塩水選」および「温湯消毒」を行いました。

 昨年収穫した「くまさんの輝き」の種もみ20キロを格納庫から取り出し、写真の通り、太陽熱温水の我が家のお風呂で60℃のお湯に大量の食塩水で溶かした塩水へ10分ほど浸水し、浮き上がった籾を除去しました。その後、塩水に沈んだ籾だけを冷水に10分ほど入れて冷やしました。

 播種した種子を一斉に発芽させるため、より充実した種もみだけを選抜する「塩水選」とバカ苗病などの病原菌被害を抑制するための「温湯消毒」を同時に行いました。

 

 その後、写真の通り、井戸水を入れた水桶に移し、数日間、浸種作業を行います。この作業は、籾の中の発芽抑制物質を流し出し、均一な発芽ができるよう処理するものです。

 

 当農園では、30年以上、このようなやり方で種もみの処理を行っているおかげで毎年、良好な発芽状態で稲づくりを続けられています。以上、種もみの準備は順調ですので、あとは田んぼの耕うん作業ができるよう、お天気が続くことを祈るばかりです。

 

 いよいよ今日で4月も終わります。明日から5月に突入します。前回は、田んぼの耕うん作業が始まったことをご紹介しましたが、あれから、なかなか晴天が続かず、思ったような作業ができない状況でした。

 それでもやっと二日間晴天が続いた4月22日、2回目の耕うん作業を行いました。できれば2枚の田んぼ全部を耕起したかったのですが、一枚の田んぼはぬかるみがひどかったので止むを得ず、耕起作業を断念しました。

それからも雨の日が多かったものの、やっと三日間晴天が続いてくれた昨日の29日、残り一枚の田んぼを耕うんすることが出来ました。

写真は、作業終了後のものですが、耕うん作業が終わったタイミングで雨がぽつり、ぽつり。天気予報では今日からまたまとまった雨が降るということで、田んぼに水がたまらぬよう、あわてて排水溝を補強しました。

 乾田直播稲作に切り替えて20年が経過しましたが、4月にこんなに雨が多いことは初めてのことです。来月中旬には種まき作業を予定しており、これから晴天が続いてくれることを祈るばかりです。

 最後に我が家の菌ちゃん農法による野菜作りの様子をご紹介します。

 

 一昨日の28日、ご覧の通り、今年も無事、ほどほどの大きさの玉ねぎを収穫することが出来ました。昨年5月初めに収穫してから何の肥料も施さず、そのまま前作のネギを作付け後、11月にたまねぎの苗を植え付けました。その後の管理としては、植え付け穴から出てきた雑草をたまに抜くだけで、とっても楽な化学肥料・化学合成農薬不使用の玉ねぎ栽培です。

 収穫後は、しばらくマルチの上で乾かした後、網状の収穫ネットに玉ねぎを入れて、納屋の軒先につるしました。

 ちなみに、たまたま見ていた昨夜のテレビ番組で玉ねぎの持つすばらしい健康効果が紹介されていましたので、これからできる限り、玉ねぎを使った料理で健康維持に努めたいと思います。

 以上、当農園の近況報告でした。

 

 

 4月も中旬に入りましたが、こちら九州熊本では、なかなか晴天が続かないお天気となっています。

 このような中、当農園では、先週の8日、田んぼの土壌分析結果で不足していたマグネシウム分の補給のため、ご覧の通り、天然ミネラル資材のベースマグをマニュアスプレッダーで散布しました。

   これで、田んぼへの基肥散布作業は終了しましたので、いよいよ来月のお米の種もみ播種作業に向けて耕うん作業がスタートしました。

 ベースマグを散布した翌日、9日の午前中までは曇りの天気予報でしたので、トラクターに耕うんロータリーを着装し今年一回目の耕うん作業を行いました。

 

60アールの田んぼの耕うん作業、午前9時から始めて終了したのが12時前。その後、天気予報通り、雨が降り始め、ギリギリセーフの耕うん作業で一安心でした。これからまだ何度も耕うん作業が必要なので、これからお天気が続いてくれることを祈るばかりです。以上、当農園の近況報告でした。

 今日は、昨年末に仕込んでおいた自家製資材、「EM米ぬかボカシ」をご覧の通り、マニュアスプレッダで60アールの田んぼに約600キロ、10アール当たり100キロほど散布しました!

 

 

 密閉した容器に仕込んでおいた米ぬかはEM菌でしっかりと発酵してくれて甘酸っぱい匂いがしていました。その米ぬかボカシを田んぼ全体に散布したので、今度は、田んぼ全体が甘酸っぱい香りが漂いました。いわゆる田んぼ丸ごと発酵状態で有用微生物いっぱいの田んぼになっています。

 ただし、今夜から雨模様なので、その後の基肥散布作業ができず、天気が回復するのを待つばかりです。

 以上、当農園の近況報告でした。

 

 

 今年も早いもので、季節はもう春、満開になった桜も散り始めました。久々に当農園の近況をご報告します。

 昨日の4月3日、春の陽気でようやく繁茂してくれた緑肥ヘアリーベッチ「まめ助」をご覧の通り、フレールモアで刈り取りました。

 

 当農園では、毎年、この緑肥を作付けしていますが、その効果は、根粒菌により空気中の窒素を取り込み、地力を向上してくれることです。

 また、アレロパシー効果といって、雑草の発生を抑える物質を放出してくれるので、有機栽培の稲づくりにとって実に有難い限りです。おまけに深く根を張るため、排水性・通気性を改善してくれます。化学肥料を全く使用しない稲づくりにとって、天然由来である緑肥の活用は極めて有効と考えます。

 これからは、昨年末に仕込んでおいたEM米ぬかボカシを散布し、来月の種まき準備作業に頑張ります!それまでにお天気が続くことを祈るばかりです。

 梅の花が満開となり、ようやく春の訪れを感じるようになりました。

 このような中、先日の2月21日~22日に福岡県糸島市にて開催された第30回全国合鴨フォーラムに行ってきました。

 全国合鴨水稲会による合鴨フォーラムは、コロナ禍により、2019年の鹿児島大会から6年間開催できず、7年ぶりの久々の開催で北は北海道から南は鹿児島までアメリカからの合鴨農家も参加があり、多くの参加者の中、盛大な大会でした。

 開会の後、第1部では、福岡教育大学の平尾健二教授による「合鴨農法を教育の現場に!」というテーマで合鴨農法による稲づくりを実践されている大学の学生たちの研究卒論を分析しながら、この農法のすばらしさを再確認する話がありました。若い学生の視点で合鴨農法を研究する取り組みに感動しました。

 次に私の師匠でもある合鴨農法の創始者、福岡県桂川町の古野隆雄さまの「これが古野の合鴨水稲同時作」というテーマでこれまでの合鴨農法の実践について報告がありました。田んぼの中で主食のご飯とおかずの鴨肉を同時に生産するこの農法の魅力を改めて強調されました。私も実践している乾田直播による稲づくりの話もあり大変参考になりました。

 第2部では、「教えてください!合鴨農法の先輩方!」というテーマで大分県立宇佐産業科学高校の高校生二人による発表がありました。この高校は、日本一おいしい米コンテストで金賞を受賞した実績がある素晴らしい高校ですが、自分たちが取り組んでいる合鴨農法の中でどうしたらお米の収量を上げられるのかなどの質問があり、参加者の中から土づくりの方法などアドバイスがあり、有意義な意見交換会でした。

 第3部では、合鴨農法の面白さを発表するコーナーで全国各地から6名の合鴨農家の方が自らの実践を発表されました。この中

で熊本県から参加された94歳の池田整彦さんは元農業高校の先生で生徒に合鴨農法を指導された体験談をもとに合鴨農法の素晴らしさを熱弁され、感動しました。

 一日目の夜はおいしい魚料理を堪能しながら、参加者一同の交流会で大いに盛り上がりました。翌日は、全国合鴨水稲会の総会があり、組織の変更、役員の交代がありました。成り行き上、私もこの会の事務局の一員となりましたので、合鴨農法の発展に尽力したいと思います。その後、新代表となった福岡市の中島秀虎さまの合鴨田の裏作の小麦畑の現地視察があり、無事、大会が終了しました。次回開催地は茨城県となりましたので、次回も参加したいと思います。以上、第30回全国合鴨フォーラム報告でした。

 新年あけましておめでとうございます。こちら九州熊本の元旦は朝からお天気に恵まれ、輝かしい初日の出を拝むことができました!今年一年が良い年であることを祈るばかりです。

 さて、当農園では、毎年、冬の時期には土づくりのため、我が家にて田んぼに散布する自家製資材の仕込み作業を行っています。

 昨年の15日、30日の二日間にわたり、写真の通り、EM米ぬかボカシの仕込み作業を行いました。

 材料は、当農園で経営しているコイン精米機から排出する米ぬかと2~3日前に準備した有効微生物群EM菌に糖蜜を混合したEM希釈液です。

これらをミキサーで混ぜ合わせた後、保管庫に入れ、密封すると自然発酵し、三か月ほどで自家製資材のEM米ぬかボカシが完成します。今回は、二日間で合計約600キロほどの仕込み作業でした。

 当農園では、原材料のほとんどを外国に依存して製造されている化学肥料などは一切使用せず、米ぬかなど安価な材料を使用した自家製資材を土づくりに活用しています。

 今年のお米が昨年よりたくさん収穫できるよう、これからも土づくりに頑張ります。以上、当農園の近況報告でした。

 

 

当農園の近況をご報告します。緑肥のヘアリーベッチを播種して20日近くが経過しました。

11月に入り、朝晩の気温が低いので、心配していましたが、ご覧の通り、綺麗に発芽していて、順調に生育していて安心しました。

 

見づらいかもしれませんが、筋状に見えるのがヘアリーベッチです。

 ちなみに、順調な緑肥の生長の為には、田んぼの排水対策は不可欠ですが、昨日は機械で溝堀りした部分の手直し作業を行いました。

   今年は、田んぼの周囲からの雑草の勢いが凄くて、困りました。昨年まではジャンボタニシがきれいに食べてくれていたので、特に被害は無かったのですが、気温が異常に高かったせいか草の勢いが上回ったようです。

 ということで、畦畔雑草の対策も兼ねて、この溝堀作業は来年の稲づくりのためにも極めて重要であると思います。

 これから冬に入り、ますます寒くなりますが、ヘアリーベッチの「まめ助くん」が丈夫に大きくなってくれることを祈るばかりです。

 

 最近は、随分と涼しくなり、冬の訪れを感じる今日この頃、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

 11月に入り、お天気にも恵まれ、5回ほど田んぼの耕起作業を行い、ようやく緑肥のヘアリーベッチを播種することができました。

 写真は、11月5日にヘアリーベッチ「まめ助」をクリーンシーダ―にて播種したときの様子です。

 この緑肥は田んぼの地力を向上させるとともに春先に繁茂することにより雑草を抑制する効果もあり、毎年、作付けしています。

 翌日は、鎮圧ローラーでしっかりと鎮圧しました。

 ちなみにヘアリーベッチの順調な生長のためには、排水対策が重要です。そこで、JA直播部会の溝堀機をお借りし、田んぼの周囲の溝堀作業も11月11日に終えることができました。

 以上、今年も無事、土づくり作業を終えることができ、一安心です。

 最後に、秋から冬への季節の変わり目、皆様にはくれぐれもご自愛ください。

 いよいよ今日で10月も終わり、今年もあとふた月となりました。気温も随分と下がり、季節は短い秋から冬に入ってきたようです。

 このような中、当農園では、来年に向けた稲づくりを始動しています。この時期最も重要な作業は、収穫後に残った稲わら分解です。

 今年も田んぼの中の土壌を採取し、土壌分析を行い、その結果に基づき不足分のミネラルを補いました。

 

 

まず、半年前から仕込んでいた自家製のEM米ぬかボカシと米ぬかを反当100キロ、マニュアスプレッダで10月18日に散布し、発酵鶏ふん「さざん華」を反当180キロ、10月24日に散布しました。

 その後、二日後の26日に第1回目のトラクターによる耕起作業を行いました。毎年のことですが、田んぼを起こしているとシラサギがトラクターの後ろにぴったりと付き、カエルをすごい勢いで捕食していきます。

 今年は、驚いたことに20羽以上のシラサギが押し寄せて田んぼは大賑わいでした。

 現在、2回目の耕うん作業を終えていますが、あと2回ほど耕して、緑肥のヘアリーベッチを今年も播種予定です。それまでにお天気が持ってくれることを祈るばかりです。

以上、当農園の近況報告でした。