入院二十二日目 | pともち日記qω・。)

入院二十二日目

今日は朝一病院へ行きました。
病室へ入るとお母さんは横を向いて布団を被っていました。

昨日に引続き、吐き気がして気分が悪いようです。
うまく話し掛ける事が出来ませんでした。ベッドの横に座っているしか出来なくて、朝の少しの面会時間が終わってしまいました。

お母さんのおでこを撫でながら
「仕事行ってくるね 気持ち悪いなら寝ててね じゃあね 行ってきます」
と言って、手を握って立ち上がり、振り替えって手を降って、病院を出ました。

仕事中に職場の上司からの電話をとり、「お母さんはどうや?」と聞かれましたが、周りに他の人も居たので「ボチボチです」と答えました。
「いつかは誰でも訪れる事やから、出来る事をしてやりぃ。」と言われました。
環境は違えど、確かに誰でもいつかは訪れる事です。出来る事…私に何が出来るのか?わかりません。
上司には「大変やけど、付き合ってやりぃ。」と言われました。
もちろん付き合うと言っても、ただ居るだけではないはず…何をしてあげられるのかな。

お母さんの居ない家はとても寂しいです。一戸建てに女が一人暮らし。初めての一人暮らしがこんなに寂しいなんて思ってもいなかったです。
そして不安で恐いです。

一人暮らしの高齢者の方はこんな気持ちなのかなぁ…