100歳の直木賞作家

佐藤愛子先生原作

九十歳。何がめでたい  



主演の草笛光子さんも
日本史上最高齢九十歳での
映画主演

この映画を母のリクエストで

観てきました



原作のエッセイは

事前に読んでいたので

内容はある程度

分かってはいましたが


それでも

最初から最後まで

言葉が刺さりました


中でもスマホの普及で

世の中便利になったことについて


『文明の進歩』は我々の暮らしを豊かにしたかもしれないが、それと引き替えにかつて我々の中にあった謙虚さや感謝や我慢などの精神力を磨滅させて行く。

もっと便利に、もっと早く、もっと長く、もっときれいに、もっとおいしいものを、もっともっともっと……。

もう『進歩』はこのへんでいい。更に文明を進歩させる必要なない。

進歩が必要だとしたら、それは人間の精神力である。私はそう思う。




これにはホントに

原作でも映画でも

刺さりました


こういうことに

刺さってるから

取り残されてるのかも

しれないけど笑い泣き


それならそれでいい

時代おくれのままでいい


そうそう時代遅れと言えば

時代遅れな中年の編集者を

唐沢寿明さんが演じたんですが

これがまた

時代の変化に適応できずに

昭和気質な言動で

仕事も家庭もうまくいかなくて



あ、これ以上は

ネタバレになるので

差し控えますが


この2人の掛け合いが

また痛快で

役者だなーーーー!


と唸り


唐沢寿明さん演じる

時代遅れの編集者に

笑って爆笑泣けましたえーん


唐沢寿明さんって

そう言えば

同い年だラブ


6/21封切りの割には

映画館はガラガラでしたが



見終わって

今年87歳になる母が

面白かったと喜んで


焼肉をペロッと

食べてくれたので

良かったです



人生100年時代

元気に生きる秘訣は

これみたいです↓