おいおい、葉巻の歴史って・・・と思うかもしれません。なぜ今葉巻の歴史なのと。それを説明するには少しさかのぼらなければならないだろう。実はさっき、暇だったもので、2ちゃんねるのニュース速報+を見てたんですよ。そしたら、"たばこバトル" 「社会の禁煙志向は、喫煙者排斥のファシズムだ!」…ブログ、SNSで両論激戦
なんていうのがあったわけさ。しかも9スレ目まで来ている。それじゃあちょっとドンだけ盛り上がっているか見てみるか(誰でも思うよね。)スレがかなりながくなっていたら興味がないものでもちょっと覗きたくなる。そしたら、その中にダビドフ吸ってみた。なんていうレスがあった。なんかかっこいい名前じゃないか。ダビドフ。いったいどういうものかと思って、ぐぐってみたら葉巻じゃない!(ハマチではないぞ)太くて、長いのもあれば、短いのもある。黒いのもあれば、白いのもある。なんていうとなんだか違うものを想像してしまうが、ちがう。かっこいいんだよ。普通のタバコとちがうところは、吸い込むのではないということ。以前、友達が外国から戻ってきたとき、葉巻を吸った。するといきなり頭がくらくらした。それはなぜか。煙を吸うものと思っていたからだ。たしかに香りはよかったような気がする。香りをたのしむものだったとは。
いつから人が喫煙の習慣を持っていたのか。ということがなぜか知りたくなりました。知的好奇心ですよ。で調べた。まずタバコの原料であるもの。それは何か。茄子科の植物である、ニコチアナ・タバカムNicotiana Tabacumという学名の種である。このニコチアナ・タバカムはこれまでの研究でボリビアからアルゼンチンの国境にかけてのアンデス山中に分布する野生のニコチアナ・トメントシフォルミスとニコチアナ・シルベストリスニコの間に生まれた種であると考えられている。字が若干大きくなっているのはコピペしたから気にしない。つまり南米でタバコは生まれた。ということですね。で、最初はマヤ族が宗教儀式のときに使っていたのではないかとされてる。その証明は7世紀末のマヤ神殿のレリーフに絵として残っている。マヤ族の信仰は太陽信仰。太陽を崇拝し、火と煙を神聖なものと考えていたらしい。らしい、ってのは文書では残っていなくて神殿とかのレリーフから想像するわけ。で、それがだんだん広がっていった。ということ。確かに宗教的な雰囲気はあの煙の中にはあるようだ。煙というものは火から出るし。なんか宗教儀式には火がつき物っていう感じはあるしね。今度はいつか宗教について調べてみよう。火と宗教という感じで。なんか、「マヤ」「太陽」って言う流れだと、ジョジョの第一部を連想してしまいますな。ドッギャーン。で1492年、コロンブスが新大陸発見の際に原住民がハバナ種の煙草の葉を生のままねじって乾燥させたとうもろこしの葉に包んで巻いて吸っているものを見ています。そのころには新大陸まで伝わっていたということか?で、この原住民からタバコを習って、ヨーロッパに持ち帰ったさらにそれが15世紀には日本に伝わった。という流れ。香りのよいタバコには精霊が宿っているとされていた。なんかいい雰囲気じゃない?よい香りには精霊(よい霊)が宿っていると。具体的に日本には記録に残っている文では1601年にスペインの聖職者一行が家康にタバコを送ったと残っている。それまでは日本人はタバコはすわなかったということかなあ。
こうやって広がった。紙タバコと葉巻の違い。これがわかっただけでもちょっと大人になった気がする。葉巻とワインとブランデーと映画(特に昔の映画)がわかったような気になると、大人になった気がするのはなぜだろう。まぁそれで大人に慣れるんだったら、安上がりだが・・・などと思っている時点でまだがきですな。