日記を書きます。最近忙しくてアニメをみる暇もありません。もちろん萌えてもいないです。トレースの話題が最近良く出ていますね。トレースとは、写真などをそのまま丸写しする。というものですが、正直これが悪いかというとそうでもないんですね。もちろんプロや同人でお金を貰っている人はまるわかりのトレースは避けなければなりませんが、素人にはトレースも自分の技術の未熟さを理解したりするためには役に立つと思うんですね。すべての芸術は模倣から生まれたとも言いますし、真似をすることは大事。エッセンスを学ぶ、という点においてね。ただ、プロがやっちゃまずいかなと。やるならわからないように自分の色をしっかりだせるようにからにしないとね。たとえば水木しげるは怪しげな風景の写真や、絵、それから各地の民話に出てくる妖怪の絵などを集めて、それを作品にしている。でも特に文句は言われていない。自分のものとして絵にしているから、オリジナルはあくまでモチーフになっているのだからと思います。まねをしているのにオリジナルにしか見えない。こんな風に吸収できるのならプロでもトレースは悪くないのです。もとネタ、というのは絶対必要だしね。
トレースとは話が変わって、インスパイアについてですが。
中にはいます。「もとネタはあったらダメ。俺はバスケ漫画をこれから作っていくけど、絶対スラムダンクのまねはしないぞ。あれとは違う作品をつくる。」という人も。しかしスラムダンクのまねをしない、といっている時点でスラムダンクの影響を受けているのです。反面教師としてね。たとえばその人がスラムダンクを超える作品をつくったとしても、それはスラムダンクのまねをしない、という考え方から生まれた作品なので、逆の意味でスラムダンクの影響を受けているのです。まぁこれはトレースとは関係ありませんが。インスパイア、のほうになりますか。スラムダンクという作品があったから、その違う作品ができた。つまりスラムダンクから生まれた、ということになります。だってスラムダンクが無かったらその作品はできていないのだから。
結論。トレースはオリジナリティを出し、読者を楽しませるレベルなら問題なし。
そんな感じです。