第3話。

コミフェスへ行くげんしけんのメンバーの話。

コミケなんだけど

同人誌展示即売会

コミックマーケット。

通称コミケ。




第1回は1975年に

虎ノ門日本消防会館会議室にて

32サークル

700人の一般参加者を集めて

開催された。



当時の大卒初任給平均は9万1272円。

「ペヤングソースやきそば」

「マルちゃんのきつねうどん」

が発売され

有吉佐和子の小説

『複合汚染』がベストセラーとなった年。




日本全国に漫画研究会は

三百余あったという(『コミケット・グラフィティ』朝日出版社刊,1985)。




昔のアニメージュなんかを読むと

コスプレをしている人なども。




82年の21回目には

一般参加者一万人を超え

参加サークルも970と

1000近くにまでなっている。

もちろんコスプレは

その当時のはやりの

魔女っ子メグや

ミンキーモモなど

今でも

ファンがいるもの。



2004年には

3万5000サークル

51万人もの人々を

日本全国から集める

世界最大のイベントとなった。

経済活動としても

一日に

概算20億円が動く市場に成長した。



今回の話は

そんなイベントに

メンバーが

同人誌を

買いにいく

話し。


マダラメが

高揚感のなか

はしゃぎすぎて

外で

並んでいるときに

滑って

手を突いて

骨折

それに

耐えつつ

中へはいっていくまでが

前半のストーリー。



マダラメの

心の声が

ワロタ




「これはヤバイ。

ねんざ、いや

骨いってっか?

でも一応ユビは動くし

ポッキリいってることはなさそうだ。

・・・

今日は同人誌の前にまずは企業ブース!

講談社が配布するくじ引きアンバランスアニメ化記念

限定トレーディングカードを

優先して入手の予定!

それは並んで受け取るだけ!



・・・いける!!余裕でいける!!

受け取るだけならッ!!!



・・・いいぜ!!

行けるとこまで行ってやるッ!!

神の領域へ!!



はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

天国まで行けそうだァァァァァ!!!!」




と雨の中気合を入れているところが

このイベントの

熱気を

あらわしてた。




結局

骨折で

痛みに耐えられず

気を失い

担架で運ばれるのだが

運ばれながらも

「頼んだぞぉぉぉぉ!!」

という姿は

男だった(藁



前半の

見せ場だった



後半は


中にはいると

いろんな感覚が

麻痺しちゃうんだよな。

ってことを

描いてた。


午前中は

中身と値段を確かめて

買ったりするけど

午後を過ぎると

おかしくなって

気がつくと

膨大な量

買ってたり。




金銭感覚も

おかしくなって

ばんばんかっちゃうんだよなぁ。



こういうのに

興味がない人も

人々の

熱気をかんじたいというなら

面白いから

いってみては?

気に入るかどうかは

人それぞれなので

わかりませんが(藁