平清盛。

今から850年ほど前の人。


藤原氏中心の

平安時代。

貴族政治は

治安維持が

出来なかった。



盗賊でさえ

死刑は

かわいそうということで

捕まえても

すぐに放免。

盗賊をしたほうが

割がいい。




だから

盗賊は増え

人殺しや

盗みを繰り返した。

治安は

乱れる一方。



苦しむのは

庶民だった。



そこで

庶民の声を聞き

盗賊を

片っ端から捕まえ

切り捨てたのが

平氏、源氏の武士たち。



庶民は

喜んだ。



この瞬間が

貴族政治が

庶民から信用を失い

武家政治が

庶民から信用を得た

瞬間。




藤原氏は

没落。




その後の

平氏と源氏の

権力闘争は

平氏が勝つ。



源氏は

都落ち。




平氏は

日本中を

安定させた。


平氏でなければ

人ではない

とまで言われるようになる。



けれど

その後

平安文化にあこがれる平氏は

貴族政治を始める。

和歌をたしなみ

音曲にふける。

やることは

藤原氏と

同じになった。




再び

盗賊がはびこり始め

不安定になった。

平氏は

庶民の信を

失った。

平安文化の魅力は

平氏を

弱体化させた。




そこから

都落ちした

源氏が

勃興する。


そして

平氏と

源氏が

戦うのが

源平の戦い。



その中で

有名なのが

平清盛の弟

平忠度。

武勇にも秀で

和歌もたしなむ。



その道の名人

藤原俊成に

教えを受けていた。




一の谷の戦いで

戦死するが

そのまえに

藤原俊成を

訪ね

こう言った。


「世の中が静まって

勅撰和歌集の企画が持ち上った際は

一首でもよいので

私の歌を入れてください。

私は一門とともに亡びていきますが

それが唯一のお願いであります」

彼は

平安貴族と化した

平氏は

負けると知っていながらも

戦い

一族の誇りを持ったまま

戦死。

そんな彼が

残した和歌



ささなみや 志賀の都は 荒れにしを 昔ながらの 山ざくらかな



志賀の都は

戦のため

荒れてしまった。

けれど

長柄山の山桜は

平和なときと変らず

咲き誇っている。




平氏は滅んだが

歌は残った。



滅びるものが

残した

美しい歌。



平安の

香りを

残した歌だ。



平氏が滅びる事で

貴族政治は

完全に終わった。



そして

源氏が

幕府を作った。



1192作ろう キャバクラ幕府

というやつだ。

・・・




鎌倉だろ!!




そんなわけで

武家政治が

始まり

戦国

江戸

幕末と

続いた。


こういう

壮大な世界観を持った物語や

マンガや

アニメ

ゲームを

見てみたい。


ネットゲームでも

殺伐とした戦闘でなく

こういう

風流なことを

してみたい。




そう思い

何度か

試みた。

和歌を書こう。

城攻め中に。



でも

キーボードを

叩いてる間に

討ち死に。

・・・

厳しいね。

世の中。



ここまで書いて

思った。






落ちが弱い。

orz