ペン

ローランド・ジェームズ男爵がパーティーが終わって馬車に

乗って帰ろうと屋敷から出た。外はいつの間にか雪になって

いて、一面銀世界だった。少し酔っていた彼はいたずら心を

おこして『雪にオシッコをして、自分の名前を書こう』と

思った。そして一物を取り出し、オシッコでスペルを綴り

始めた・・・。しかーし、「ローランド・ジ」までかいたところ

でオシッコが止まってしまった。「シット!止まったか・・・

まいったな・・・。あ。そういえば馬車の中に召使がいたな

続きは奴に書かせよう。」そして召使に続きを書くよう命

じた。すると召使は「おっしゃるとおりにいたします。

ただわたくし無学なもので綴りがわかりかねます。そこで

男爵には私のペンにお手をそえて綴りをかいていただけます

か?」