今でもシリーズでずっと続いている光栄のゲームです。当時はゲーム雑誌なんて少なかったから良いゲーム派口コミで広がっていく。このゲームはみためぱっとしないんだけど、友達が面白いって言うんで大枚はたいて買ってみたゲーム。三国志っていっても曹操とか劉備ぐらいしかしらなくて知らない武将がどんどん出てくるんで、芳川英治の三国志を読んでキャラクターの特徴を調べてみたりしたなぁ。250人も出てくるんで覚えきれるかよ。ッ手感じだったけど、すぐに大体覚えた。何よりなれてくるとあついのが友達を呼んでの複数プレーだ。夏休みに友達の家に泊まりこんでやったりもした。そして今まで知らなかった友人の性格が見えてくるから面白い。ひとつの国に武将を溜め込んでニヤニヤしつつ天下をうかがうものあり、武将と引き換えに國をクレというものあり、どんどん攻めてくるものあり、ということでたかがゲームとはいえ悲喜こもごもの人間ドラマが展開されていったのです。それはまさに我々だけの三国志の歴史でもあったんです。史実がどんなに面白かろうが、我々が体験した歴史はそれよりずっと面白かった。それから歴史にも興味がもてるようになったしね。一人プレイでもなれてくるとあえて弱い太守を選んでプレイしてた。昔はアンナに弱弱しくて、友達は無機物ばっかりだったんですが、・・・いまは剣が夜な夜な血を求めるんでこまっちゃうんです、くらいまでそだてあげたりしてね。その後は当然のように信長に移行していくわけです。