ガンダムといえば、シリーズをかさねて重ねてすでに20年以上の作品です。
もちろん自然に生まれてきたわけではなく何人かの人がアイデアをもって、キャラクターを作って、その後完成されたものです。キャラクターは安彦良和氏がデザインしたものです。

昭和22年に北海道の田舎で生まれました。そんな田舎でまったりと暮らしていました。あるときたまたま安彦良和氏が漫画好きだと知っていた村の郵便屋さんが古本の「冒険王」や「少年」を彼にプレゼントします。其処からマンガに興味をもったようです。子供のころにあこがれたものが大人になっても仕事になるというのはとても運のいいことだし、恵まれた事です。作品をまねたりしていました。
そして安彦良和氏が小学校6年のときに新任で古賀先生という方が赴任してきます。
水彩画風景画が上手で古賀先生の正確な絵を身に着けたようです。こういう人との出会いを偶然でも大切にすることが夢をかなえるために必要なものだと思います。
目立たない子供だったようですが、そのような子供でも好きな事に関しては積極的になるものです。そして中学、高校と進むのですが、高校では周りに政治活動をしている友達がいたりしてその道に引っ張り込まれます。高校3年では生徒会長になり、漫画はやめて高校の先生になろうと考えます。昭和41年には弘前大学人文学部に入学します。しかし生活費を稼ぐためにバイトに明け暮れます。学費を稼ぐため手っ取り早く貸せげる土木などの重労働を重ねる毎日だったようです。ちょうどそのころは70年安保の時代でした。米軍よ、日本から出て行け!代わりに共産国に来てもらえ、って言うような時代でした。安彦良和氏もその波は避けられませんでした。
その頃くらいに友人から中西高之氏を紹介されます。氏のPR誌「Q都」のイラストやカットの仕事をするのはこの頃です。これが安彦良和氏の絵との再会だったと思います。その後大学を中退、教師の夢破れ、東京へ。そこで広告会社や写植屋などを点々とした後、たまたま新聞で見た求人蘭に「虫プロ」と言うのを見つけます。
そして虫プロ入社。

続く・・・かも(藁