12時半ごろから、このエリアの方達は動かなくなりました。
皆さん幸夫さん待ちです。
2時近くになるとヘンな一体感が生まれ、入口付近を開け、みんなでお出迎えの用意をしました。
ここに来るかどうか分からないけど、確率は高い筈!とドキドキしながら待ちます。
それなのに!
最初に現れたのは「初心者広場」!
みんなガッカリ。
でも次に来る筈!と待ち続けます。
私は幸夫さんが来た瞬間をアップで撮ろうと、写真を準備して、落ちない様気を付けて待ちます。
ドキドキ。
まだかなぁ~。
写真を撮って、グッピグするぞ!
ツーショットも撮れるといいな~。
わくわく。
♪リ~ンリ~ン
ゲッ、電話や!
誰やこんな時に!!
「もしもし~…」
毎回長電話の友達でした。
今日ははよ切ってくれぇ~、と願いながら用件を聞き、切ろうとするのだが、その度に「あっそう言えば~」と話が続いていく。
取り敢えず落ちない様に、来たらすぐ写真を撮れる様に、そして友達の話も聞いて・・・と待っているのだが、待てども待てども幸夫さんは来ない。
器用ではない私は、そのうち頭がくらくらして、一瞬真っ白になってしまいました。
ふと気がつくと、画面の中が大騒ぎ。
目の端に、緑の人が走るのが見えました。
『えっ!きた?』
と思った時にはもう遅く、準備していた写真なんか、全く撮れませんでした。
「チョット待って!」
「え?どうしたん?」
「チョット待って!あれ?あれっ?」
「?」
「動くな!もう!ごめん、チョット待って。」
「???かけ直そうか?」
パニック状態の私に、友達はビックリ。
それでも姫ちゃまに見せる為に、何とか写真を撮ります。
アップとツーショットが撮りたかったのに、幸夫さん走り回って全然ダメでした。
次はグッピグ!
これも何とか成功!
ホッとすると、既に幸夫さんは消えていました。
「ごめん。今ネットしてて・・・」
と友達に事情を説明し、その後また少し話しこんでしまいました。
電話を切った後、放心。
折角準備してたのに、チョット目を離した隙に、予定が全部パー。
ガッカリ。
と落ち込む暇も無く、私には更なるミッションが待ち構えていたのです。
一枚だけ撮れた幸夫さんの写真。
私は右上で、顔が切れています。
もっとアップのツーショットを撮る予定だったのに~!
