2年半お世話になった街、ハートフォード


別れた彼とずっと一緒に住んでいたニューヨークの記憶を消し去りたくて、ぜんぜん知らない街を探していたところに出会ったのがここだった


引っ越してきた当初はコロナ真っ最中だったから、外に人はいないし、住宅地に建ってる家の窓は割れてるし、路駐の車はボコボコだし、


えらいところに来ちまったな状態だったんだけど、地元の山のトレッキングコースにカメラを持って出かけてみたり、美術館を巡ってみたり、美しいダム湖に朝っぱらからドローンを持って出かけて水面ギリギリを飛ばして映像を作ってみたり、お気に入りのベトナム料理屋を見つけたり、近所のローカル空港でフライトトレーニングをしてみたり、ポールダンスを習ってみたり、アパートの下の階が水漏れしてみたり、ジムにも通ったし、ニューオーリンズとかロサンゼルスとかシカゴとかマイアミとかラスベガスとかアメリカじゅうのいろんな都市に地元の空港から出かけたし、深夜の駐車場から車出そうとしたら地元ヤンキー少年たちにレースしようぜっ!て誘われたりとか、超地味ながらも地元のPRIDEパレード見に行ったり、地元の老舗ゲイバーにドラァグショー見に行ったり、、とにかくこの街でこの2年半やってきた数々の思い出は、挙げても挙げきれない。


思えば、いまのアパートに出会って、ほんとにここに決めようかどうかと考えたとき、近くにある唯一の日本食スーパーでカツ丼弁当を買い、真夏の車の中で食べながら、よしこのアパートに決めようと決意したのだった。


それは6年間一緒に暮らした彼との完全なる別れを意味していたから、このときがこなければいいのにと何度も思ったけれど、彼はすでにマンハッタンに新しい住処を見つけていたし、同居していたアパートの退去期限も数日に迫っていたときだった


そしてバタバタと書類を準備して審査が通って引っ越しをして新しい生活が始まった


6年ぶりの一人暮らしは、想像以上に喪失感があった。


最初の半年間はとくに僕のライフポイントがかなり下がっていたから、生き残ったことは奇跡に近い笑


その後の1年くらいは低空安定飛行に入った気がする


気を紛らわすためにいろんな場所に出かけたし、それに伴い人との出会いもあったから、20歳のノンケ少年が年末年始にハートフォードまでわざわざ泊まりに来たり、別の20歳のノンケ少年とは一緒に大谷選手の試合を見に行ったり、ついでにハリウッドの脱毛サロンに一緒に脱毛に行くために前日に泊まったホテルのバスルームで全裸で毛の剃り合いをしたものだ


その20歳のノンケ少年は身長167センチのショタ顔少年で、僕が冗談半分に、


毛剃ってあげるね♡


と言ったら、


はい、、


と言うのだけれど、適当に返事してるだけだと思ってたところ、


その夜にバスルームでゴソゴソやってたので、僕がバスルームに入り、


剃ってあげよっか?


と聞くと、


はい、、


と言うのだ。


(え?いいの?)と心の声が漏れそうになったものの、


僕も服を脱いでパンイチになり、同じくパンイチの彼の背後に迫った。


彼はパンツを脱ぐのをどことなく躊躇っていたので、僕が、


パンツおろすよ?


と耳元で優しく尋ねると、彼は、


はい、、、


と言うのである。


彼の腰から臀部にかけての稜線を這うように僕は指先にひっかけた彼のパンツのゴムをゆっくりと下におろしていったのだった。。


彼の唾を飲み込む音がかすかに聞こえたとき、彼のパンツが足元に落ち、彼の臀部が顕になった。


高校生のとき、野球部でキャプテンを務めていたという彼は、筋肉と皮下脂肪とのバランスがほどよい中肉中背で、臀部から伸びた太ももは逞しかった。鍛えられた臀部は肉厚で、その奥にあるはずの薔薇の蕾を守るように隙間なく閉じていた。


僕は彼の足元に落ちたパンツを取り除こうと、彼の片足を優しく持ち上げ、パンツを剥ぎ取る。


彼の片足を持ち上げた瞬間、彼の守られた股間はわずかながら隙を見せ、僕の先っぽを濡らした。


そして髭剃りを手に取ると僕は彼の裏腿の毛を剃り、徐々に上を目指したのだった。


肛門周りの毛を剃る段になったころ、僕は彼にこうささやいた。


前の壁に手をついて、足を広げてごらん?


すると彼は、


こうですか、、?


と、ためらいがちに壁に手をついて、わずかに腰を突き出した。


僕の先っぽから、もう隠せないほどの透明な液体が垂れた。


もっとだよ、、

もっとお尻を突き出して、手で広げないと剃れないよ


気づいたら僕はそんなことを言っていた。もう、どうなってもいい、、、






その後、彼は、こう言った。。




これ、プレーじゃないっすか?!






ついに異変を察知した彼は、


あと自分でやるんで大丈夫っす!



と、バスルームから僕を追い出したのだった、、、、










バレたかーーーーっ!!!!🤪


あともう一歩で挿入までわんちゃんいけたかもなのにーーーーっ!!!!🤪









そんな数々の思い出に囲まれた2年半も、まもなく幕を閉じようとしている。


今日、アパートのLeasing Officeに行き、退去日の最終的な話しをしてきた。


マネージメントとのちょっとした行き違いで危うく退去日が大きく延期になるとこだったんだけど、無事に来月頭での退去が確定し、残りの家賃なんかに関しても合意できたのでほっとした。そのことはまた後日の記事で書きたいと思う。。









ちなみにその後、20歳の少年にLINEを送るも、既読にならない、、、




なんでやねんっ🤪