いや、それでさ、前回の続きなんだけど、
僕の初フルヌードショーの日。
明け方近くになったあたりに来たお客さんがいて、僕を指名してくれたからお店の奥のプライベートスペースに行ったわけよ。
で、もともとそのお客さんけっこう酔ってたから怪しげだったんだけど、
正直言って、酔ってる客っていうのはトラブルの元ではあるけれど、夜の商売の本質としては都合のいい客とも言えるわけじゃん?
そんな言い方したら聞こえは悪いかもだけど、実際、酒が絡む商売ってそういう側面があることは否めないよね。
たとえば健全な居酒屋だって、酒飲ませて酔わせることによって、たいして食いたくもないようなフードをやたらと頼ませるわけだし、飲み屋なら酔わせることによってわけわからなくなってさらにボトル追加するわけやん。
GoGoバーだって、そりゃ酔わせてなんぼって話で、それは仕方ないよね。お互い大人なんだし、そんなことわかって遊びに来てるわけで。
ていうかそういうビジネスモデルやんか。
でさ、案の定そのお客さん、遊んだあとになって金足りないって言い出したわけよ。
なので店内のATMをご案内したんだけど、キャッシュがないって言うわけ。
で、クレジットカードしかないって言うんだけど、プライベートスペースで遊んだ料金はキャッシュオンリーなのね。もちろん、バーはカード対応してるけど。
それで、この人ほんとはあるのに払う気ないんじゃない?って一瞬思ったからさ、僕もぶっちゃけ頭きちゃって、そこそこの剣幕で詰め寄ったら、そのお客さんが、
わかった、払うから、、
っつってプライベートスペースの入り口にいるマネージャーに相談に行ったわけよ。
けど、遊んだのに払えないって言ってるほうが100悪いわけやん。
だから当然マネージャーも、
しのごの言わずに払えやわれーっ!
みたいになって、そこにドラァグクイーンの人もいて、さらに騒動を発見したセキュリティーガイまで駆けつけたもんだから、
僕を含めたスタッフ4人で客を取り囲むっていう事態になって、マジでカオスだったわ、、笑笑
けっきょくその客は観念して、クレジットカードからオンラインで僕に直接送金するって形で解決したんだけど、
ほんとこの仕事やっててつくづく思うけど、
あるときはベッドの上でニャンニャンしたかと思うと、別のときは朝までハイテンションで踊り狂って、今回みたいなケースではごねる客にガチ目に詰め寄らないといけないんだから、ほんと忙しいわ笑笑
まぁ、夜の世界ってそういうもんよね、、、
マジで永遠に飽きない。。
って話ーっ!!🤪