ポジショントークは嘘つきと同じ
いろんな人と仕事をしていると、その人のメンタリティや多少の人生の背景みたいなものも見えてきます。
そうすると、その人の発言がポジショントーク気味なのかどうかはすぐに見破れます。
社外に対する広告宣伝としてのポジショントークはもちろん戦略上ありなのですが、はっきり言って、自分の味方のポジショントークほどつかえないものはありません。
これがあまりに蓄積していくと信頼を失っていく一方となります。
僕自身、仲間うちの発言内容の信頼性評価に、ポジショントークがどれほど含まれているかどうかを無意識にかつかなりの比重で組み入れています。
簡単にいうとポジショントークが多い人の発言は信頼していません。
逆に言うと、自分の立場という狭い了見を無視して、フェアな提言を安定してできる人は社内でも信頼されています。
これは結構重要なポイントだと思います。
自分もそこは分かっているつもりですが、よもすれば危ないことになりがちなので、度々、過去の提案を見直しながら自分の感情や狭い範囲の有利不利を折り込んだものになっていないかを点検しています。
もちろん、自分の「主観」できちんとものを言うことは必要ですよ。
ここで論じているのはそれとはレベルの違うものとして。