子どもが保育園児だったころ頻繁に通った
耳鼻科で、いろいろな絵本や雑誌と出会いました。
おそらく耳鼻科の先生のお子さんが読んだ本だと
思うのですが、待合室には
定番のアンパンマンやディズニーの絵本に加え、
初めて見るような、さまざまな絵本がありました。
ほかにも、プレジデントファミリーの
中学受験特集や幼児早期教育特集といった、
教育意識の高い親御さん向けの読み物
も多くありました。
(きっと難関中学校を受験したんだろうなあ)
その中で私たち親子が熱心にはまった絵本が
以前ご紹介した リンク
島田ゆかさん作「バムとケロ」シリーズと
香川元太郎さん作「迷路」シリーズです。
この「迷路」シリーズは、
美しい風景をバックに、緻密に描き込まれた本格的な迷路を
解きながら、
風景に溶け込んで見える動物やアイテムが隠された
隠し絵(宝探し)を発見し、
かつ、テーマに合ったクイズを解くという
迷路&宝探し&クイズ要素の詰まった絵本で、
「ウォーリーを探せ」などが好きなお子さんにはぴったり!
集中力、観察力、学習力などのさまざまな能力や
歴史や自然科学といった知識・共用が培われる
こと、間違いなしです。
ですが、知育目的で作られているわけではなく、
それらはあくまであとからついてくるもの。
子どもが純粋に楽しめる内容がすばらしいと思います。
イラストが子供向けというより大人向けの雰囲気があり、
大人が読んでも楽しい時間が過ごせます。
おかげで、耳鼻科の長い待ち時間も苦にならず、
充実した時間を過ごせました。
それだけでは飽き足らず、シリーズを購入して、
家でも夢中になって解きました
「時の迷路」や「進化の迷路」で、歴史を学び、
「宇宙の迷路」や「昆虫の迷路」「恐竜の迷路」で、
自然科学を学び、
「自然遺産の迷路」では親も楽しみました
仕事で忙しい身としては、込んでいる耳鼻科に
毎週のように通うのはヘトヘトでしたが、
今思えば、そのおかげで
すてきな絵本にめぐりありました。
その渦中にあっては、
大変だったりつらかったりすることでも
時間がたって、あとから考えると
逆によかったなあ、大きな意味があったんだなあと
感じることが結構あります。
だから、すぐに近視眼的に判断するのは避けて
長~い目で見ていきたいと思います