子どもが保育園児の頃、

しょっちゅう鼻かぜをひいたり、中耳炎になったりして

毎週のように耳鼻科に通っていました。

平日は働いていたので行けるのは土曜日だけ。

いつも混んでいて、1時間待ちはざらでした。

 

助けられたのは待合室の絵本。

アンパンマンや恐竜の本、迷路の本…などたくさんありました。

なかでもお気に入りは、カナダ在住の絵本作家

島田ゆかさん著「バムとケロ」シリーズ飛び出すハート

 

 

 

 

「ぐりとぐら」のように自分が読んだことのある絵本ばかり

選んでいたのですが、「バムとケロ」は初対面。

でも、絵本をひらいた瞬間から引き込まれました。

 

美しく心があたたまるような色づかい。

緻密に描き込まれた美しいインテリアや小物、風景。

ユーモアにあふれたキャラクターたちの表情や仕草。

小さなキャラクターたちが絵本のすみずみに

隠れていて宝探しのような気分も味わえます。

お説教めいた教訓や複雑なストーリーはなく

キャラクターたちがのんびりと、ただただ

暮らしを楽しんでいる設定も読むたびに心癒されるスター

 

とにかく遊び心満載の絵本で、

主人公の、しっかり者で世話焼きのバム(犬)と

無邪気で遊び好きなケロ(カエル)のファンになり、

すぐに全シリーズ(5作)を購入しました。

子どもといっしょに、いや子ども以上に私(と夫)が

はまった絵本シリーズです。

3歳くらいから大人まで楽しめるかな。

隠れキャラがいたり、他のページとのリンクがあったりして

注意深く読むほうが何倍も味わえます。

注意力や集中力が養われて

知育にも良さそうにっこり

仕事の後輩や年下の友人など、

赤ちゃんが生まれる人には

かならず全力でおすすめしています。

 

全5作あるのですが、2011年を最後に新作は出ていません。
ときどき新作が出ていないかチェックしています。

新作を待ちすぎて、バムとケロシリーズに出てきた

お菓子レシピの本も買ったくらい(かわいいレシピなのです↓)。

島田先生~、どうか新作を出してください!

ずっと待ってますラブ