- チェーザレ 破壊の創造者 特別編 二人の巨匠/TBSサービス
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「チェーザレ 破壊の創造者」の特別編の登場でございます
「レオナルド・ダ・ヴィンチ展天才の肖像」
(4月23日~6月30日 東京都美術館)
「ミケランジェロ展 天才の軌跡」
(6月28日~8月25日 福井県立美術館
9月6日~11月17日 国立西洋美術館)
の開催を記念して制作されたものです
・・・天才は天才を知る
レオナルドとミケランジェロという「万能の天才」二人による
フィレンツェ共和国政府のあった
シニョーリア宮殿内に新設された大評議会室の
壁・・・「共和国の勝利を讃える絵」対決。
レオナルドは「アンギアーリの戦い」
ミケランジェロは「カッシーナの戦い」
二作とも「未完」のまま失われてしまいます。
作中では、どこかやんちゃで憎めないミケランジェロを
レオナルドが大人の余裕で受け流しているような気がします
そんな二人がチェーザレ・ボルジアについて回想し、
語り合う場面が一番好きです
ミケランジェロが生前のチェーザレさまについて
きく場面が
レオナルドの答えこそ、まさしくチェーザレボルジアそのひとなのだと。
「おそろしく頭の切れる」
「我々の考えの遥か先をいつも見据えていた」
「その見つめる先があまりにも遠くて
周囲の者たちには理解できず」
ミケランジェロのチェーザレ評も的確で、
ああ、やはりこの二人の巨匠にとっても
チェーザレボルジアという男は特別な存在であったのだな、と
改めて感じたのでした