9月3日

オープンダイアローグ、診察

主治医、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士、SIIさんと私。

今日のテーマは、生活介護事業所の様子と車の運転について

車の運転については、先々週に、主治医が「車の運転してよいと言った」ということで

15年以上運転してこなかったSIIさんが天にも昇る勢いで喜んだのだけれど

リハセンに高次脳機能う障害の検査したほうが良いか?相談したら、許可が下りたことを信じてもらえなかったことで

本当に言ったのか?あれは幻聴だったのか?とか不安になり、

心理士さんに一緒に診察に入ってもらって主治医に確認してもらいリハセンと話してもらった件、

免許を取ったのは、脳腫瘍の手術後数年たってからだ。今思えば、事故が多かったのも事実ではなるが、高次脳機能障害的な検査はいらない気がする。しかし、倒れる発作が続いたことで運転は無理ということだったが、今となっては、倒れる発作がてんかん発作でなかったという結果と、その後倒れる発作がまったくなくなったことで、運転禁止の枠は外れたのだと思う。

主治医がどんな経緯で運転許可を出したのか?

そもそも、今となって運転することが、必要なのか?

今後運転するためにどんな準備が必要なのか?

車を持つことでどんなリスクがあるのか?

SIIさんの想いと家族の想いも話された。

SIIさんの喜び様は、目を見果たし、きっと世界が広がるような思いなんだろうと感じた。

然し、収入のないSIIが車を持つことの金銭的な維持費や経費を考えると、事業所の送迎費どころの騒ぎではないのだ。

私がSIIの送迎を渋ることもあるから、ひとりで自由に出歩きたい気持ちもわかる気がする。

SIIさんの気持ちの高揚もわかる。生きていて何か張りがないとつまらないではないか?

 

話し合いの中では、SIIさんの思いもあるからペーパードライバー研修を体験させて、運転できるか体感させるのが一番良いのかな‥と

私の想い‥

今まで、SIIさんは、思い立ったが吉日の江戸っ子のような気質で、自分で体感しないと気持ちオサマラナイのだ。

私の思いに、主治医も賛同してくれた。