11月21日は第三木曜日で県南の家族相談会だった。

宮守村から当事者と家族の方がみえられた。

先日家族の方から「相談したいこともあり私一人でいきます」とメールが来たが結局当時者本人も来たいと言って一緒にきた様子。ふたりでみえられた。

生活介護から卒業と言われて週二回のB型事業所に通いはじめたようすだった。

60歳を超えているので介護保険で支援を受けていたが、まだまだ老人と一緒にさせておきたくない奥さんの思いで障がい者3級の取得をしたという。

家族の力と本人の生きる力の強さを感じた。

最初に会った去年と比べると見違えるように表情がはっきりとして目の力も違う。

当事者の進化の過程で家族の影響は本当に大きいと思う。

失語症の会にいたが今はすっかり回復している。

議員を何期が勤めていたこともあり喋りは得意でウィットに富んだ会話が出来る。

家族が元気でないと当事者の進化も難しいのかもしれない。奥さんの一生懸命さが伝わる。

こうして相談にみえられることでまた新たな対応のヒントに気づいたりできる事を、奥さんも感じているようだった。

ホウジョウさんも宮守村からみえられたスガワラさんも当事者の進化のための新たな道筋をつけたくて悩んでいる。

アダージョに電話したら丁度ホリマ代表が電話にでたったので来月の県南家族相談会の日に相談にのってもらえるような人材の派遣を相談してみた。検討してくれる様子。

新たな県南の家族が入られた事も話された。20代前半の女の子らしい。中学の受傷であれば発達障害のようなSIIに近い症状もあるのかもしれない。

高次脳機能障害の対応の難しさは、うまく表現できない感情の細かい機微の中にも、ある事を思う。

「自分は知的の人とも居られないし精神の人たちとも居られない...」とSIIがいう・・

家族の対応だけでは限界があることもある。本人の思い...もある。


スガワラさんご夫婦とSIIと4人でランチをしながら色々話しをした。


スガワラさんと話しながら、

SIIは知的障害程度もある。精神障害もある。それでもその原因が脳腫瘍の後遺症で有る以上、高次脳障害の分類で良いのだな.. と思った。

SIIのためにも、その分類で行く事が大事なのだな・・と。


午後ホリマ代表からSIIに電話が入った。

県の方に出品したSIIの習字が最優秀賞に入った・・・という知らせだった。

SIIの喜びは半端なく、習字の先生に速攻で電話していた。

習字の先生には、「習字をしばらく休む」旨告げていたがこれでまた気持ちが復活するかもしれないと思う。


何を生きがいとして生きる力をつけていくかは日々の生活の中で暗中模索しながらも行動し、感じ、見つけていくしかないのかもしれない。


今回の習字の入選がどんな風にSIIに影響してくるか・・・


夕方SIIはソワソワと落ち着かなくなって来ていた。

人と会いたいが出かけたあとはこうして体調が崩れる。

そんな自分を意識し分析しながらSIIはウォーキングに出かけた。

SIIが自分で見つけた対応法。

少しずつではあるが考えられるようになってきているSIIの進化をおもう。