9月22日…の『オレ○ジクラブいわてバージョン 家族セッション』の内容は、8/11の内容が延期になっていた「高次脳機能障害と精神疾患」についてだった。
(私は8/11参加できなかったので、延期になってラッキー!!遭遇するべくして遭遇できた感)
精神科医のキタ○○ケ先生によるお話だった。
私は、SIIの対応に関して今、一番興味の内容であったし、今回の先生のお話は、本当にマジ…刺激的感動だった。
私が疑問に思っていたこと、またSIIの対応で困っていることへの答えやヒントがいたるところにあったし、また…今後の対応について考えさせられた。
【高次脳機能障害と精神疾患】
・高次脳機能障害そのものの精神障害
-器質性精神障害
・高次脳機能障害に合併した精神疾患
・高次脳機能障害から二次的に発生した精神疾患
…についての内容
今まで器質性精神障害については、いろいろな講演の場面で出てきたが今回、合併した精神疾患や二次的に発生した精神疾患に関しての内容は、意味深いものだった。
特に、SIIの症状に付随する内容に、私の興味は集中した。
心的外傷後精神障害、解離性・転換性障害、神経症、外傷神経症(PTST)併発する他の障害(発達の障害・統合失調症)
SIIの症状は、ここ2,3年、ヒステリ(解離性障害)の症状から統合失調症の症状に変化ている。
根本的な原因がどこにあって何が影響しているのか…
SIIの知的障害についても、あらためて考えてみる機会にもなった。
《知的障害》
・行政用語で、18歳未満に何らかの事情で平均的な集団より精神機能の発達が遅れたものを示す》
・突発性の精神発達遅滞
・広汎性発達障害
・身体疾患による精神発達遅滞
・軽度発達障害
-高機能自閉症、学習障害、被虐待児症候群
《精神医療を受診することになった知的障害者への介入の基本》
・保護者に対して枠組みの作り方を教示する
-本人の能力に見合った管理を行う
・IQ x 年齢 or 20がその人の能力年齢と見る
-たとえば金銭管理、目標設定
・普段から褒め、ポジティブな関係を構築する
・注意はあっさり
-詳細に注意して本人の脳に入っていかない
-叱られて育っている可能性が高く、叱られると脳がフリーズする(解離する)
《統合失調症》
・原因不明の疾患
・おそらく遺伝子が関与している
・有病率薬0.75%
・前思春期から青年期までに発病することが多いが中高年でも発病することがある
・除外診断に器質疾患がないことがあげられているが、器質疾患を被ると長く生存できなかった時代の影響
《統合失調症の発症メカニズム》
・脆弱性ストレスモデル では 環境(生まれながらの素因)と身体的な条件や性格が、脳内の神経伝達物質の異常をきたす とあった
・神経発達論敵成因仮設
・神経科学的なドパミン仮説
・精神生理学的な情報処理障害仮説
《統合失調症の基本症状》
・感情の障害
・思考の障害
・幻覚
・自閉
・両価性
《統合失調症の再発状況》
・待たされる
・選択を迫られる
・プライド、面子を傷つけられる
・行動や考え方の切り替えができず、壁に当たる
《幻覚妄想状態》
・途方にくれたとき、
・今の現実に対処することが自分の手に負えないと感じたとき、
・いつも自分に馴染んでいることとは違う状況が迫ってきたとき、
・追い詰められると異常を感じだし、ついに自分は普通の人間とは思えなくなり、自分を頼りにできなくなる
・難治性の幻覚はフラッシュバックを類似している
《幻覚妄想からの回避》
・周囲の刺激が生々しすぎるところから待避
・手に負えない不可を手放す
・十分な休養
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キタ○○ケ先生は、SIIの知的障害についても指摘した。
15歳あたりから脳腫瘍の症状があらわれて、16歳で手術
SIIのIQは、受傷後一体いくらだったろうか?
2005年テンカンの専門病院で、てんかん薬の見直し入院時の検査の内容をみた。
WAIS-R検査 2005年4月23日
全検査IQは54 言語性はIQは68 動作性はIQ49 とあった。
これで行くとSIIの能力年齢は…?
キタ○○ケ先生は、SIIの能力に見合った対応が必要と語った。
背伸びをさせないこと、どんな時でも褒める、大したことでなくても、なんでもないことでも褒めることが大事、と言った。
統合失調症の症状はSIIに全くかぶる症状が多い…。
SIIの症状を話した。、
「それは統合失調症だろう」とおっしゃった。
「実際、SIIの中にその因子があって発症したのかもしれない」とも、おっしゃった。
然し、薬が効かないのはなぜなのだろう…
いろんなことが要因となってSIIの今の症状が出てきているのだろう が、知的な障害の部分を考えながら対応していかなければならない。
…ことを思いながら、SIIにとっての『本人に見合った管理』について思っている。
・能力年齢に見合った対応
・褒めること
・背伸びさせないこと
・小学生の子どもを諭すような気持ちで接する
・高い目標設定をしない、させない。
…いこう ことを思っている。
SIIをできる人と信じて期待していた部分を…普通と思うから腹立つことを…、
子どもなんだ からしょうがないっていう、SIIに対する寛容な対応。
きっと今の家族に一番、足りないところか…
今回のオレン○~は、いつにもまして、とってもタメになる内容だったなあ。
先生方に感謝しながら、今後のSIIの対応に活かしていきたい。
新たな展開を祈りながら…
感謝…拝
でも
相方や家族にその事を上手く伝えられるかな…
対応のヒントなのかもしれない。
