9月8日の夜中に宮古のマサさんからメールがきた。


11日の岩手山の件…

インフルエンザにでも成らない限り私は大丈夫です。


8月の始めに会社の合同ビール祭りで飲んで酔った勢いで

山に誘った…、誘ったのは確か自分だった。


「日にちを決めなきゃ始まんない…」って

9月11日…って。


結構…アルコールの勢い…って云うか、

かなり酔ってたからね。


(普段の私なら、多分…有り得ない…あせる


聞けば、誘われた方々は、家族と足慣らしをしたり、

トレーニングしたり…していたらしい…っす。
なんとも皆さん真っ当な、真摯な人達ばかり。

何もしていないのは、誘った私ばかりか…
(ヤバイ…)

誘った当の私は、二年も山に登っていないし足慣らしも無しで…

「岩手山かい?」…カナリ…ヤバイかも知らないと思ったが

思い立ったが吉日。


コースは二年前に同じメンバーで登った馬返しでなく焼走りコース。

長い… 遠い…

7時50分登山口


徒然日記


8時、登山者カードを書き、登り始める。


徒然日記


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頂上、11時半、着。


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岩手山 頂上…ガスと強風 台風  


                  辛く、苦しい登山となった。
   

          徒然日記




        
途中の山小屋でのお昼は

ガスや水を背負って行ってくれた面々…

キャベツとこてっちゃん炒めたり

ラーメンを煮てくれたり、

コーヒーを入れてくれたり・・・

マジ…美味しかった~!!
優しい男達でした。

    徒然日記

  

             徒然日記

     独りでばかり登る私に…

「みんなで来るのもこんなに楽しいのだ」と…

いう所を示してくれたよう…

本当に有り難いと思いました。

 シメは熱いコーヒー…    

       至福のとき…


13時、山小屋を後にし、下山15時チョイすぎ。


焼走りコース…

  登り、3時間半

    下り 2時間チョイ。


焼走りの湯で筋肉痛を癒す。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

      


途中何度も足が攣りそうになって

引き返そうか…と

本気で思った。

こんなに辛いと思う登山も

実は、初めてであり…


多分、何時も殆ど自分ひとりで登るので、

他の皆さんのペースが速くて

自分のペースを保てなかった…

というのが大きな原因だと思う。


    徒然日記


茂木健一郎氏が云っていた…
『英語で情熱という意味のパッションは、

         受難という意味もある』


受難があってこそ、そこに、

情熱が生まれる。


次の教訓として思うことが多かった登山であった。


『来年も…』という言葉が、各人から洩れた。

二年ぶりの…

山の仲間の暖かさに触れながら

繋がりの中から得るものの多さを想った。