2007年12月1日 (土曜日)   晴れ


今日は石っこの会、最後の受講日。  

外出許可を貰っていたので入院中のSII-を迎えに行き、連れてイーハトーヴへ。

SII-たちはスタッフの方たちとリハビリを兼ねた、お昼の準備であった。


私達家族は臨床心理士のヤマダテ先生と家族セッションまとめ…。

参加家族のお話やヤマダテ先生の和歌山での高次脳機能学会での貴重なお話、またお話の中で、SII-が都合の良い嘘をつくように思えていた行為が実は『記憶障害の症状で断片的な記憶の合成で、自分でもそうであると思い込んで喋ってしまうのであって本人は嘘をついているとか、話を作っているという感覚はない』というお話はフ~ム…と心に響いた。

今までそういうことで何度疑っていた事か…

『SII-が信じられないのか…?』と泣かれたのを思い出していた。


SII-は薬のせいか、お昼を食べたあとのクリスマス会や音楽療法の楽器の操作もイマイチ反応が悪かった。 口を半開きにして、ぼんやりと空(クウ)を見ていることが多く、本当の精神障害者に見えた。


薬でサイボーグのように作られた人格のSII-を想い胸が苦しくなった。

SII-の人格は何処にあるのだろう…


先日のリンチピンの実演で橋本先生の真剣な熱いメジカラにパワーを貰って『絶対挫けたりするもんか…必ずSII-を発作から抜け出させて見せる!!』と心に誓っていたけれど、今日のSII-を見て内心、ヘナヘナ…と挫けそうな自分がいた。


何度もSII-の様子を見ながら胸が苦しくなって涙が出そうに成るのを必死で堪えていた。


それでも、今日の家族セッションの意味は、家族の想いや接し方でどんどん良いほうに代わっていく…というものであった。

こちらが挫ければ本人はもっと挫ける。

家族がポジティブに…前向きに考えなくて…本人はどうして前向きに行けるだろう。

出来る事、良い事を伸ばしいくしかないのだ。


然し、精神科の薬の調整は本当に難しい。参加されていたヤマダテ先生や脳外科のミユキ先生にも聞いてみたが、両氏とも『精神科の薬のサジ加減がとても難しいのだ…』というようなお話であった。然し、増えた薬はそのまま増える一方で…その辺がとても不安…

担当看護師と少し話せたので薬の件をそれとなく聞いてみた。今は調整中との事。


「SII-さんが牛乳を買い置きしてやったことを母が飲ませたくて置いている様なことを云ったが云いましたか?」と聞かれた。母に云われたと言ってみたり担当看護師さんに云われたと別の人に話したり、結構都合よく嘘をつくことを担当看護師さんにも指摘された。

前の入院病院でもそのことで自分が信用されていない想いでパニックになったこともあったし、家族の中でもそういうことがあった...と思う。

記憶障害の問題なのか単にウソをついているのか…


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SII-を入院先の病院に送り届けた時は16時半を廻っていた。

高台にある病院から見える夜景を見ながら…

今日一日の有った事の多さと長さを想っていた。





相方に電話をした。


「今から帰るから・・・」


「おぉ…ご苦労…  気をつけてな…」と云った。



18時半…家に着くと相方のてんぷら夕ご飯と実家の母のアンコールワット写真旅行のお土産が届いていた。

母に御礼電話をしたら、とってもいい写真が撮れたらしい・・・専門的な写真家の方も偶然同伴していて「勉強になった」と洩らした。

いくつになっても勉強なのだ。

学習する気持ちをいつまでも持って居たいものだ…と母の前向きな言動にまたパワーを貰っていた。


P.S

明日は相方とタカのところにいくことにした。年内、雪がないうちに部屋の掃除でもしてやろうかと掃除用具持参し、新米を持っていこうかと思う。

タカの携帯に電話したらえぇ~…』と『』に濁点がつきそうなほど驚いて動揺していた。(笑)