2007年6月4日(月)晴れ

前回の入院は、文字通りSII-の意志で病院に逃げ込んだ感じであった。

今回はSII-自身、自分でもどうしていいか分からない中で、解離性の発作の多発による已むに已まれず…の入院。

それでも土曜日、入院が決まってからのSII-の様子を見ている限り、内心ホッとしているふうでもあった。


そして私はどうだろう…。

内心…本心…ホッとしてないか…?

此処の所の発作の多さに内心疲れているのは、実は私自身ではなかったのか…?

実際、これが正しい判断なのか…私の中でも確かな確信は無いのだ。


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今日、相方はどうしても抜けられない仕事であった。

私独りでSII-を連れて片道1時間のこの病院に来た。

_Drの診察。発作を止める手立て、先ず結果を待てないので、重複するけど血中濃度の検査をする---から始まる様子。

そして入院病棟、4病棟へ…。

迷路のような廊下、そして階段を上り下り…、

しかないエレベーター…

外と完全に隔てる二つの鍵…

鍵のドアを開けて、看護師とSII-、そして私…

入院用の着替えの入った大きな袋を引きずるように入院病棟に入った。

そして担当の看護師の入院説明。

(カッターや危ないものが隠されていないか…)荷物の検査。

すべてマニュアル通りなのだろう、前回と同じ流れ---

SII-は、別れ際まっすぐに私の眼を見て…何か言いたげな表情を見せた。

然し、何も語らずに部屋へ移っていった。

SII-は何を云おうとした…?

(私の中で自問自答の声…)

私は鍵を開けてもらって病棟を後にした。

受付で入院の手続き。

そして面談を受けるように指示を受けた。

白衣を着た心理療法士と思しき人が現れて私を別室に案内した。

前回、11月の入院時と変わった事があるか…の確認と何か心配な事は無いか---と訊ねられた。

私は、穏やかな話し方に誘われるように、答えを見出せない思いを吐き出していた。

そして帰り道…高速道を飛ばしながら、

喋りすぎた後悔なのか…

吐き出した余韻なのか…、

コブクロの『風見鶏』を聴きながら胸が詰まり…

帰り際に見せた、何か訴えかけるSII-の眼を思い出しながら

不覚にも涙がこぼれた。

一番辛いのはSII-本人なのに…

いったい私は何をやっているのだろう…