ベーシックエアロ(初心者向けエアロビクス)のスタジオ(スポーツジム)で私は、いつも、出来るだけ目立たないように鏡張りの壁に映らない真ん中の一番後ろに、場所をとる。

エアロビのインストラクターさんの目の届かない、人の邪魔にならない、目立たない場所…そういうモクロミ。。。

エアロビのスタジオは、数回目なのだけど動きには矢張り未だに、ついていけない。

皆が右手を上げている時に左手を上げている。

皆が右を向いているときに左を向いている。

…そんなふうに焦って右往左往する場面が定期的に遣ってくる。

そういう始末…。(ただただ、一生懸命…)

娘のSII-が踊る姿は、体重が体重だけあってオラウータンかマウンテンゴリラの様相。

肩に力(リキ)が入っているのか…首がないだけなのか…動きもサルっぽくて『猿の惑星』のコーネリアスの仕草にも似ているなあ。それでもとても楽しそうに踊っている。

後ろにいて無性に可笑しくて噴き出しそうになる。

(自分を棚に上げてよく言う…そういう私だって十分…おサルである)

SII-は、目で見た視覚で記憶して動いているらく、エアロビのインストラクターさんが「それでは、皆さんだけで遣ってみて…」といって動かないと、とたんに動けなくなる。

それでも、リズム感や皆についていく動きは、まだ娘のSII-のほうが私よりも、まともだ。

45分後…娘も私も(別な意味でも…)汗だくで真っ赤なおサルの顔でスタジオから出た。

娘と私の担当のインストラクターのイワタさんがニコニコしながら近づいて来た。

『結構、動けていたじゃないですか…』

イワタさんは、娘のSII-への励ましの意味だったんだろうけど内心、自信の無い私は(ひええええええええ…  …)の心境。

誰にも見られたくないと陣取った…後ろだったはずなのに---

スタジオの外からは、丸見えだったようで…。

漫画でいったら、シュルルルル…と小さくなってしまいたい心境で『マジ…情けねええええ…トホホ…ですよ。』としょうがないので居直って笑って見せた。