2007年3月27日(火)曇りくもり

ここの所、ヘトヘトに疲れているようで…その癖、

何故か、寝ようと思うと、夜更かし時間です。

私は、普段、殆んどTVを見ません。

(観る暇がないのも事実なんですが…)

昨日は皆が寝静まってから、茶の間で息子がDVDで『ロードオブザリング』の最終章を観ていたので、引き寄せられるように、私も一緒に鑑賞しました。

CGの迫力と、ストーリーに引き込まれながら…

TV画面でも十分、迫力でした。

…そして結局、最後まで観てしまいました。

映画館で数年前に、子供たちと一緒に観たはずでした。

…場面の描写は、忘れてしまっていました。

然し…、本当に心に響くストーリー…。

童話のようなお話の中に、深い意味を見ることがあります。

指輪の魔力と戦いながら火の山へ指輪を捨てに行く役目を担ったフロド…。

その供としてフロドを支えるサム。

人間の心の弱さを思いました。

困難に遭遇するたび、人は身の上の不幸を廻りの所為にしたり、他人を恨んだりします。

然し、結局は、自分の意志で前に進むしかないのです。

フロドは、サムが一緒でなかったら、きっと火の山までたどり着くことさえ出来なかったろう…事を思いました。

そして、独りで生きてきたようで…、どんな場面でも形は違っても、誰かに支えられながら…生かされていた自分を思いました。

息子は、どんな思いで観ていたのでしょう…? 一言も語らずに鑑賞ました。

11時半…ため息と共に終わりました。

(実は…こんなふうに息子とふたりして映画など、この先もう2度と無いのかもしれません。)

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

息子が、私大に決まって、これからの2年(大学生2人かち合う)をどう乗り切ろうか…

相方とふたりだけの時に…話しました。


社会にかえすまでが、親の責任であるならば(途中かなりピンチになりそうな予感を感じながら)ナントか乗り越えていこう…という意志と意気込みで一致しました。


現実を受け止めて前に進むしかありません。

(『ロードオブザリング』に勇気をもらってか~…?…)爆弾ドンッ

P.S

今日、会社の昼休みは、あさのあつこ『No.6』の世界に居ました。

あさのあつこさんの作品では『バッテリー』が一番と思っていましたが…

1巻目を読み終えて、『バッテリー』を超える面白さです。マジ…引き込まれています。

思春期の頃の---シャイで…熱くて…ドキドキ

然し---

不安定で…危なっかしかった頃の自分にリンクしながら…。