2007年3月21日(水)雪のち晴れ

祝日ながら会社は稼働日、普通出勤。

『暑さ寒さも彼岸まで』なのか…今日は午前中、ボタン雪が降った。

出勤日の今日、就業前の会社の構内を、傘をさして歩いた。

あまりの大きなボタン雪に見とれた。

思わず、傘をさすのをやめて、空を仰いだ。

大粒のふわふわの雪が灰色の空の、奥の…奥から次から次と落ちてくる。

じっと眼を凝らして、もっとも高い所の雪を見ているうちに、

自分のほうが空のほうに浮き上がって行くような気がした。

どんどん空を自分の近くに感じた。

不思議な感覚に陥りながら、しばらく、放心としていた。

そんなふうに…

ゆっくりと、構内を歩いた。

いつの間にか、目的の工場(コウバ)の前に来ていた。

コウバ前の喫煙所でタバコを吸っていたイトウ氏と目があった。

私の一部始終を見ていたらしい…。

イトウ氏 『雪でメークが落ちて、まうぞ…』

私 「・・・  !?…  」

そうか…そう来たか…

何だか無性に可笑しくなって、声を立てて笑ってしまった。

イトウ氏は、雪がどうのこうのよりも…

私の化粧が落ちることほうが、とんでもなく大変な事なのだ…。


厚化粧のチンドン屋が濡れて化粧が流れている図が浮かんだ。

何だか何処までも、可笑しくて…

(そんなに、私の化粧は濃いのかよ…)…思いながら、

また、笑いがこみ上げた。

数時間後、偶然、仕事中、イトウ氏と遭遇した。

すれ違いざま『メーク直したか?』と云って、二ッ…と笑った。

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私は出勤日。Fッチャンは、高校に合唱部発表会の後輩の応援出場する為の帰省であったが今日無事終えた様子。明日、山形に戻る事になった。

…ということもあって、今日、急遽、外食晩餐する事になった。

家族そろっての外食は本当に何年ぶりか…?

こうやって…みんな旅立って、離れていくんだな…という感傷を心に秘めながら集った。。