2006年12月12日(火)晴れ

MRIの結果は異常が無かった。

久々にmusumeの脳の写真を見た気がする。


腫瘍を取った直ぐ後に見せられた8C大の腫瘍無き後の空間はきれいに埋まって元の状態である。腫瘍を取った傷跡がくっきりと映し出されていた。

それもDrに説明されて頷くようなもので、言われなければ分からない。

脳腫瘍の手術から6年になるので、定期の検査を1年に1回にしましょうと言われた。再発の可能性が薄らいだものとの判断にホッとした。

本人が居ないこともあって脳外科の主治医はmusumeの様子を聞いてきた。2年の入退院で、逃げる手段としてなのか、テンカンの発作を学習したこと、結局、その病院も退院したくて、夢遊の徘徊や無意識の中なのか暴れて繋がれて、強制退院させられたこと、岩手に転院したが、結局(先月)医大の精神科に転院したこと、外来でパニック発作というか(Drは『解離だ・・・』と言ったらしいが)を起こして、入院ということになり医大のベッドが空いていないため別な病院を紹介されて入院したことなどを話した。先日の入院中の病院の主治医との面談のことも話した。

脳外科の主治医は、フムフムと頷いて聞いていたが「イーハトーヴにはあれ以来行っていますか?」と言った。「メールでホリマ代表とは話していますが・・・」と答えた。同じ思いの人たちに相談してみることも気持ちが軽くなるというようなことを言っていただいた。


岩手も高次脳機能障害に対しての理解がされつつあるような話はホリマさんに聞いていた。

脳外科の主治医の言葉に前には無かった前向きな光を感じて帰ってきた。


夜、SII-から電話が来た。不安発作も落ち着いてきている様子。棒針編み物や書道、脳を鍛える計算ドリルなど意欲的に遣り始めた様子に前向きな行動をほめてやった。いろんな不安を抱えながらどんな時にパニックや不安発作が出るのか分かるようになってきたと言った。その事も進歩なのだと、それを気づいた事でどのようにすれば起こさないように出来るか対策を練れるね…と言ったら、『そこなんだよね。』と言っていた。少しづつではあるが前進しているのだと思えた。