2006年11月10日(金)曇りのち時々雨
此処の所、初雪の便りがそこ此処で聞かれるようになった。今年も山に登れずに終わってしまったなあ・・・と思いながら、チャリ通勤途中、白くなった夏油の山を目の前に、ため息になった。
上musumeが宮城の病院に入院する前、平成15年~16年は特に取り付かれたように独りで山に登っていた。
ある時は途中、車の道すがら靄(もや)の中、日の出に出会うこともあった。本当に神様が空から降りてきそうな・・・天使がそこかしこに見えそうな気さえした。シンとした静けさと何ともいえない神聖な空気・・・。
早朝というか夜中に寝床を抜け出して、星空の中岩手山を目指したこともある。薄暗いうちに、登り始めて途中でご来光・・・。あの感動が焼きついて、また登った。足が攣りそうになりながら、息を切らし、汗を掻き、黙々と登った。辛ければ辛いほど汗と一緒に何かがそぎ落とされていくような気がした。そして頂上の爽快感・・・。壮大な眺めに接した時の開放感・・・。言葉に出来ないくらい良い・・・、とにかく理屈抜きで良いのだ。のめり込んだ。
週末、毎週のように登っていたときもある。今思えばよく怖くなく独りで登っていたと思う。
相方は「そんな風に取り付かれたように登るものではない」といった。元はといえば相方に教わった山であった。
来年は、登れるだろうか・・・? 体を作り、ある程度の自分への確信が無いと独りでは登れない。そんなに甘く見てはならないのだと、何時も心に戒めている。無理はしないし自信が無ければ登らない。だから今年も躊躇した。来年こそ、準備万端トライしよう・・・。
大好きな岩手山を目指したい。初めての単独の岩手山登山で頂上のお鉢を歩きながら、いてもたってもいられず大声で叫んだ。鼻の奥がツウ---ンと痛くなって訳も無く涙が出そうになりながら、わあああ!!と何度も叫んでいた。
もう一度あの山で、思いっきり、叫んでみたい。
来年は絶対に…と心に誓う。
