2006年10月21日(土)晴れ


先日衝動的に買った「アルゼンチンババア」よしもと ばななは、久しぶりのよしもとばなな、だったけど、「キッチン」の時の感覚が蘇えった。

ああ・・・そうなんだよ。。。生きる事って実際そうあるべきものかも・・・・と思えてくる内容だった。絵も可愛くて、ホンワカした。


「孤独か、それに等しいもの」大崎善生は、大崎氏の本はこれが初めてだった。

若いシャイな純粋な描写がすごく上手くてフムフムと頷けた。


中学で初めて好きになった同じ剣道部の人を想い出させた。

部活で、稽古中に好きだった人と腕と腕がじかに触れてしまった事があって、びいイイ~ンと感電したようになってびっくりして思わず、わああっと慌てて逃げた私を見て不思議そうに「どうした?」って云った・・・。ホントに傍に近づくだけで心臓がバクバクいっていたなあ・・・とか---。

いろんな事に純で感じやすくて脆い頃が自分にも確かにあったのだ。どんどん忘れているんだけれど・・・・。そんないろんな事を思い出させてくれた。人はとことん突き詰めて自分を追い込んでしまうとこんな風になってしまうのか。・・・と心が痛くなった。

自分の18歳くらいの頃の、将来の事とか何にも見えなくなって、暗く思い詰めていた頃とリンクして、苦しくなった。なんだか訳も無く泣けた。短編で何作か入っていたが最後の「ソウルゲージ」が何故か一番心にしみた。


結局、人って、自分は孤独だ・・・独りだ、と思っていても、やっぱり廻りの誰かに支えられながら、守られながら、生きているんだと思う。

ただその事に気づいていないだけで・・・・。