2006年10月16日(月)快晴


この頃、何故かよく想い出すのは、高校1年の高校総体の事・・・。

一泊して大会当日の朝、1年生で一人だけ選手登録された私は、緊張と心細さに押しつぶされそうになりながら先輩たちの後ろに引っ付いていた。

朝一、剣道着に袴姿で宿舎の前で会場までのタクシーを待ちながら立っていた時、ふと視線を感じて見上げた隣の宿舎の二階に、これからサッカー・・・らしいユニホーム姿の見知らぬ高校生がいた。

その中の一人がまっすぐに私を見ている。

「大丈夫・・・頑張れ!」というように・・・無言の中で云っているように頷いてみせた。

私はその瞳に吸い込まれるように肯いていた。


まっすぐな視線と一緒に勇気のオーラを貰ったように一瞬にして緊張は引いていった。

その人には、その時の私が余程、頼りなく見えたのかもしれない。


私は未だにあの時の高校生のまっすぐな瞳をはっきりと想い出すことが出来る。


此処の所、訳も無く、頻繁に思い出すのは、実は・・・

私は今、無意識の迷いの中にいて、

あのまっすぐな視線を・・・

誰かのしっかりとした導きを・・・

心のどこかで求めているのかも知れない。