2006年10月13日(金)晴れ
今朝は下の息子を送って行きながらの出勤に加えて上musumeの病院(呼吸器)が重なって少々焦り気味の相方であった。
相方は本当にいいお父さん・・・・。子供達の事となると私など及びもつかないほど献身的である。常に子供達の身辺を気遣いながらその中で自分のことは二の次三の次にしているようである。
私のどこかガサツでジコチュウな性格と比べても、彼がお母さんであったほうがよかったのではないかと思うことがよくある。
今朝の相方も文字通りそれで、学校に送り、病院に送ってから出勤しければならないので、何時もより早く家を出なくちゃならない。---ということでサッサかご飯を済ませていた。
私が洗濯物を干しながら窓の外を見たら、息子のチャリを車に積もうと、忙しく玄関のあたりを自転車を押して横切る必死の姿である。何だか・・・・マジ・・・な~んて、良い人なんだろう・・・と、私は独り、ホンワカした気持ちがしていた。
自分の稼ぎだけでは家族を養っていけない現実と、私には外で働いてもらわなければ生活が困る・・・手前もあるのか・・・、心底、家族思いなのか、子供思いなのか・・・。
私にはモッタイナイくらいの人だとこの頃つくづく思う。私には過ぎた・・・人生の相方である。
凄いのは、実はきっと頭がいい人である事。(IQも実は高いのだと思う。)
私のような、単純バカでないのは確かである。其れはいろんな場面でちらりと出てくる。子供たちに、ほとんど勉強を現役みたいに教える事ができる。(それを鼻にかけない所がいいのであるが・・・。)
それと、頼んだことを間違いなく確実に遣ってくれる事。忘れることがまず無い、尊敬に値するとさえ思う。
まッ・・・これ位にしておこう。今までのblogの内容からして、うちの相方は、良い所がひとつも無いように思われそうなので、今朝の相方の頑張りに感動した序でに、感じている事を率直に述べてみた次第である。
ところで、今日も穏やかな小春日和・・・、そんな中での今の一番も心配は、上musumeのことである。実は二三日前からまた発作が起こり始めている。瞬時の脱力発作。
先日は、デイサービスの施設で3回くらい続けざまに続いて相方のほうに電話が行った様子。結局、宮城のBE-TERU病院に施設長さんが電話してくれてセルシンシロップを10mil飲ませてもらって落ち着いた。此処の所の頭痛はそのせいだったのかも知れない。退院してからまた体重が10キロ近く増えたせいで抗ケイレン剤の血中濃度が下がっているのかも知れない。Drは血中濃度だけでは判断できないと云っていたが頭痛が酷くしている所をみるときっと脳波の乱れは出ているのだと思う。これからまた増えてこなければいいと、内心心配している。
先日、部屋の掃除をしてあげた時、髪の毛の固まりが出てきて、また何かにイラついているのかと、今日夕ご飯の時、それとなく聞いてみた。
作業訓練で知的障害でほとんどみんなと同じように行動できないような人が、作業のほうは上手くできて、自分のほうが、なかなか上手くできないのでそれがイライラの原因かも知れないようなことを言っていた。
musumeの場合、順序だててやる事が上手くできないので、段ボール折り曲げて箱を作り、下の箱と蓋になるほうの箱を組み合わせるのが上手くできないようなので、「箱を作る事と箱を組み合わせるのを別々にまとめてやってみたら・・・」と言った。ひとつの作業ならば遣れる。焦ったり慌てたりするとますます何がなんだか分からなくなってしまっているのだろうmusumeの様子が読み取れた。「とにかく落ち着いてゆっくり遣ってごらん。お前にはお前の得意な遣り方があるんだから、工夫して遣りやすい方法で遣ればいいんだ・・・」と言った。遣れば出来るのだと思う。慌てない事である。