<Movie Angle> ディカプリオ、5度目で悲願のアカデミー賞 | haru's Angle

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映画の最新情報をお伝えする。今回は、アメリカ映画界最高の栄誉である「第88回アメリカ・アカデミー賞」の授賞式が行われました。この話題をお伝え致します。

アメリカ映画界最大の祭典、第88回アメリカ・アカデミー賞の発表・授賞式が昨日(28日 日本時間・今日(29日))、アメリカ・ハリウッドのドルビーシアターで開かれ、主演男優賞は「レヴェナント:蘇えりし者」のレオナルド・ディカプリオさん(41)が初受賞。演技部門5度目のノミネートにして、念願のオスカーをようやく手にしました。

オスカー像を右手で掲げたディカプリオさんは「時代を超越する映画を作り出してくれた(共演の)トム・ハーディと監督に感謝します」と目を潤ませながら語りました。

第66回の「ギルバート・グレイプ」で助演男優賞、第77回の「アビエイター」での主演男優賞、第79回の「ブラッド・ダイヤモンド」での主演男優賞、第86回の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に次ぎ、5度目のオスカー候補で栄冠をつかみました。

「レヴェナント:-」は、昨年「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で、監督賞に輝いたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督(52)とのタッグ作。イニャリトゥ監督も昨年に引き続き、「レヴェナント-」で監督賞を受賞しました。

また、長編アニメ賞にノミネートされていた米林宏昌監督(42)の「思い出のマーニー」は賞を逃し、「インサイド・ヘッド」が受賞しました。

作品賞はトム・マッカーシー監督(49)の「スポットライト 世紀のスクープ」。主演女優賞は「ルーム」のブリー・ラーソンさん(26)が選ばれました。

助演男優賞は「ブリッジ・オブ・スパイ」のマーク・ライランスさん(56)で、「クリード チャンプを継ぐ男」のシルベスター・スタローンさん(69)は受賞を逃しました。助演女優賞には「リリーのすべて」のアリシア・ビキャンデルさん(27)が選ばれました。

第88回 アメリカ・アカデミー賞
作品賞:「スポットライト 世紀のスクープ」 
監督賞:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(「レヴェナント:蘇えりし者」)
主演男優賞:レオナルド・ディカプリオ(「レヴェナント:蘇えりし者」)
主演女優賞:ブリ-・ラーソン(「ルーム」)
助演男優賞:マーク・ライランス(「ブリッジ・オブ・スパイ」)
助演女優賞:アリシア・ビキャンデル(「リリーのすべて」)
長編アニメ賞:「インサイド・ヘッド」

という訳で、毎年恒例の「第88回 アメリカ・アカデミー賞」授賞式が行われました。
今回の注目はやはり主演男優賞でした。遂にレオ様が獲りましたね。これまで3度ノミネートされながらもすべて持っていかれるという最悪の状況だっただけに今回の受賞は本人としてもかなり嬉しかったみたいです。(ちなみに「レヴェナント:蘇えりし者」は監督賞も受賞しています)

もう一つの注目は助演男優賞でした。「クリード チャンプを継ぐ男」でノミネートされたシルベスター・スタローンでしたが惜しくも受賞を逃しました。

そして最後に注目は作品賞です。今年は大接戦と言われていましたが、結果は「スポットライト 世紀のスクープ」が選ばれました。

アメリカが終わって、今週(金)の4日には今度は「日本アカデミー賞」授賞式が行われます。
果たしてどの作品が受賞となるのでしょうか?